カンキツ研究ネットワーク代表塩谷 浩
(農研機構果樹茶業研究部門カンキツ研究領域長)
1.趣旨
九州沖縄経済圏の農業・食品産業の競争力を強化し、地方創生に貢献することを目的とした「九州沖縄経済圏SFCプロジェクト」の一環として、確実な土壌水分制御を実現して高品質なうんしゅうみかんを比較的低コストで安定生産する技術「シ-ルディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)」の普及によるブランド果実生産の拡大を図る。そこで、NARO S.マルチに係る最新の技術情報や現地実証の取組みを紹介し、普及に向けた課題把握と導入イメージの醸成を図り、効果的な普及を推進する。
2.開催日時
セミナー
令和5年9月20日(水曜日)13時00分~16時45分
現地検討
令和5年9月21日(木曜日) 8時30分~12時30分
3.開催場所
セミナー
アルカスSASEBO 大会議室A
(長崎県佐世保市三浦町2-3 Tel 0956-42-1111)
現地検討(佐世保駅からバス利用)
NARO S.マルチ 60a導入「原口早生」圃(西海市西海町太田和郷)
4.主催者等
主催九州S.マルチ研究会運営委員会
協力令和3年度補正「戦略的スマ農」SA2-103M カンキツ輸出コンソーシアム
5.参集範囲
九州沖縄各県の公設研究機関、農業技術革新専門員、JA等生産者団体、農業法人ほか、主催者が必要と認める者。
6.セミナー
9月20日会議(13時00分~16時45分)
- 挨拶
農研機構果樹茶業研究部門所長井原史雄 - 来賓紹介
- カンキツ産業の現状と九州S.マルチ研究会への期待
カンキツ研究ネットワーク代表塩谷 浩 - NARO S.マルチの概要と適地拡大技術の開発
①NARO S.マルチによるカンキツの高品質果実生産
農研機構果樹茶業研究部門岩崎光徳 ②NARO S.マルチの階段畑への導入
農研機構果樹茶業研究部門佐藤景子 - NARO S.マルチの管理・導入支援技術の開発
①NARO S.マルチの管理・導入支援アプリの開発
農研機構果樹茶業研究部門深町 浩 ②NARO S. マルチにおけるAI画像診断によるかん水判断技術の開発
農研機構果樹茶業研究部門小宮凛悟 ③NARO S.マルチとマルドリ(マルチ点滴灌水同時施肥法)併用による減肥栽培
農研機構西日本農業研究センター志村もと子 ④ドローンを用いたNARO S. マルチの園地設計システムの開発
農研機構西日本農業研究センター清水裕太
7.現地検討会
9月21日 8時30分~12時30分
バスで移動しますので、自家用車の利用はご遠慮下さい。
(佐世保駅前 8時30分集合・出発。12時30分佐世保駅にて解散予定)
- NARO S.マルチ 60a導入「原口早生」圃(西海市西海町太田和郷)
温暖多雨地域におけるS.マルチの品質向上効果と経営評価の実証
(長崎県農林技術開発センター果樹・茶研究部門)
8.参加申込
下記URLから令和5年9月8日(金曜日)までにお申し込みください。
申込先のURL
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/2023kyushusmulch
なお、セミナーは会場定員から100名、現地検討会はバス定員から70名を参加者数の上限といたします。応募多数の場合は、調整させていただくことがありますので、ご承知ください。
9.問合せ先
(カンキツ研究ネットワーク代表)
E-mail:
TEL: 054-369-7100、Fax: 054-369-2115