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果樹のDNA品種識別技術実習 開催要領

情報公開日:2023年8月 8日 (火曜日)

農研機構果樹茶業研究部門
果樹品種育成研究領域果樹茶育種基盤グループ

1. 趣旨

令和5年3月に農研機構は、JA全農、日本種苗協会、JATAFF、秋田県、新潟県、愛媛県、東京都農林水産振興財団、弘前大学と連携し、育成者権管理機関支援事業実施協議会を立ち上げ、海外への品種登録や海外ライセンス等の取組に着手し、育成者権管理に関する業務の基盤を整えながら、早期の法人設立を目指す取組を進めている。令和5年度の育成者権管理機関支援事業の取り組みの一つとして、国内外における育成者権の適切な管理に資するDNA品種識別技術の普及を進めるため、希望する都道府県等に対して、農研機構果樹茶業研究部門で開発し妥当性試験により確立されたDNA品種識別技術の実技講習会(実習)を、常緑果樹コース及び落葉果樹コースに分けて実施する。

2. 開催日時

  • 常緑果樹コース (締め切りました)
    令和5年10月24日(火曜日)9時00分~令和5年10月26日(木曜日)15時00分
  • 落葉果樹コース (締め切りました)
    令和5年11月28日(火曜日)9時00分~令和5年11月30日(木曜日)15時00分

3. 開催場所

農研機構果樹茶業研究部門本所
茨城県つくば市藤本2-1

4. 参集範囲

都道府県の農業試験研究機関等、果樹及びチャのDNA品種識別に関係する者

5. 実習の詳細

1) 常緑果樹コース (締め切りました)

CAPSマーカーを用いたカンキツ品種のDNA品種識別技術及び、品種特異的DNA品種識別技術の習得を目指す。

1日目DNA抽出及び品質確認

2日目CAPSマーカーによる品種識別技術の実習

3日目「あすみ」特異的品種識別技術の実習(午前)、DNAマーカーデータ解析プログラムの講義及び実習(午後)

講師

果樹茶業研究部門果樹品種育成研究領域果樹茶育種基盤グループ研究職員
静岡大学農学部客員教授藤井浩

参考

2) 落葉果樹コース (締め切りました)

SSRマーカーを用いた品種識別技術の習得を目指す。本実習ではニホンナシを材料として実習を行う。ただし、ブドウ、リンゴのDNA品種識別技術についても技術の内容や注意点等の解説は行う。

1日目DNA抽出及び品質確認

2日目SSRマーカーによる品種識別技術の実習

3日目SSRマーカーによる品種識別技術の実習(午前)、DNAマーカーデータ解析プログラムの講義及び実習(午後)

講師

果樹茶業研究部門果樹品種育成研究領域果樹茶育種基盤グループ研究職員
静岡大学農学部客員教授藤井浩

参考

  • SSRマーカーによる日本なし29品種のDNA品種識別技術
  • ブドウ24品種のDNA品種識別技術 - SSRマーカーによるブドウ24品種の果実のDNA品種識別技術
  • SSRマーカーによるリンゴ47品種・系統のDNA品種識別技術 第2版
    https://www.naro.go.jp/collab/breed/hinshu_shikibetsu/index.html

6. 参加申込み

所属、役職、氏名を記載の上、電子メールで令和5年9月20日(水曜日)までに申し込むこと(様式不問)。各コース先着順にて若干名を受け付ける。
参加申込みは締め切りました。

7. 問い合わせ先(事務局)

農研機構果樹茶業研究部門 果樹品種育成研究領域
果樹茶育種基盤グループ 谷口郁也
(TEL: 029-838-6474、e-mail: fumiya(at)affrc.go.jp メール送信時に(at)は@に変換してください)