開催要領
1.開催趣旨
近年、我が国では高病原性鳥インフルエンザの発生が増加しており、令和4年10月から令和5年4月には、過去最大の殺処分が行われており、その対策の強化が喫緊の課題となっている。また、平成30年9月には26年ぶりに豚熱が発生しており、野生動物に対する防疫管理の重要性が高まっている。こうしたことから、本研究会では、野鳥のうちカモ類を取り上げ、カモ類の生態や鳥インフルエンザ対策として考えられる野鳥対策について検討するとともに、野生小動物の畜舎内への侵入防止対策について検討する。
2.共催
畜産草地試験研究推進会議鳥獣害分科会
近畿中国四国農業試験研究推進会議畜産草地推進部会
京都府農林水産技術センター
3.開催日時
令和5年10月4日(水曜日) 現地視察:10時00分~12時00分、室内検討:13時15分~15時30分
※現地視察は小雨決行(荒天中止)、室内検討は天候にかかわらず開催。
※現地視察中止の場合、前日の16時までに申込時のメールアドレス宛にご連絡いたします。
4.場所
集合:JR園部駅
会議:サンガスタジアム by KYOCERA 会議室(〒621-0807 京都府亀岡市亀岡駅北1丁目8番地2)
5.参集範囲
畜産草地試験研究推進会議鳥獣害分科会関係者、近畿中国四国農業試験研究推進会議畜産草地推進部会関係者、農林水産省、地方公共団体、JA、農業生産者、農研機構関係者等
6.内容
<午前の部:現地視察(web配信無し)>
10時00分 園部駅集合
10時15分 ~ 11時00分 現地視察 対策池(南丹市)
11時00分 ~ 11時45分 現地視察 対策池(亀岡市)
12時00分 サンガスタジアム着
<午後の部:室内検討(web配信有り)>
1)開会挨拶 (13時15分 ~ 13時25分)
農研機構 畜産研究部門 所長 三森 眞琴
京都府農林水産技術センター 所長 寺石 武史
2)話題提供 (13時25分 ~ 15時25分)
(1)京都府での鳥インフルエンザ対策の現状 (13時25分 ~ 13時45分)
京都府畜産センター 研究・支援部 部長 戸川 博行
京都府南丹家畜保健衛生所(未定)
(2)越冬期のカモ類の生態と鳥インフルエンザ対策として考えられる野鳥対策 (13時45分 ~ 14時05分)
農研機構 畜産研究部門 主任研究員 益子 美由希
(3)野生小動物の畜舎内への侵入防止技術の開発 (14時05分 ~ 14時25分)
農研機構 畜産研究部門 研究員 小泉 亮子
<休憩> (14時25分 ~ 14時35分)
(4)野生小型哺乳動物を用いて行ったHPAIV感染実験(仮題) (14時35分 ~ 14時55分)
鳥取大学 共同獣医学科 准教授 笛吹 達史
(5)総合討議 (14時55分 ~ 15時25分)
3)閉会挨拶 15時25分 ~ 15時30分
近畿中国四国農業試験研究推進会議 畜産草地推進部会 部会長 菅野 勉
7.参加申込み
- 下記の「お申込みフォーム」よりお申込みください。
お申込みフォーム
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/r5choujubunkakai
参加費
無料
定員
現地視察参加者50名、Web参加者200名(午後の室内検討のみ配信)を定員とさせていただきます(先着順、定員になり次第締め切ります。)
申込締切
令和5年9月10日(日曜日)
但し、定員に到達した場合は、締切日前に申込を終了させていただきます。