1.趣旨
良食味の日本産かんしょはアジアを中心に人気が高まっており、輸出量・輸出額は毎年増加しています。一方、輸送中の腐敗発生による経済的損失やフードロスが大きな問題となっており、輸出事業者や生産者からは腐敗を低減する方策の確立が強く求められていました。
そのため、戦略的スマート農業技術等の開発・改良/輸出拡大のための新技術開発「輸出拡大に直結する青果用かんしょの出荷工程における腐敗低減技術の開発」事業(委託元:生物系特定産業技術研究支援センター)において「輸出かんしょ腐敗低減コンソーシアム」(農研機構、東京大学、宮城大学、宮崎県総合農業試験場、九州農水産物直販、やまもとファームみらい野、南橋商事)を結成し、かんしょの腐敗要因の解析や、輸送中腐敗を低減する技術体系の確立を目的に取り組んできました。
この度、本事業における取組み及び研究成果について、関係者の皆様方にご紹介するとともに、今後の普及に向けて議論するため、本シンポジウムを開催します。
2.開催日時
令和6年3月7日(木曜日) 13時30分~16時30分
3.開催場所
熊本市国際交流会館 6Fホール
(熊本市中央区花畑町4−18 TEL:096-359-2020)
ご来場の方へ
- ・会場は「敷地内」禁煙です。建物外の周辺も含めお煙草はご遠慮ください。
- ・会場付設の駐車施設には車高制限がございますのでお車でお越しの際はご注意ください。
- ・詳しくは会場(熊本市国際交流会館)のホームページなどでご確認ください。
4.共催
輸出かんしょ腐敗低減コンソーシアム、農研機構九州沖縄農業研究センター
5.内 容
(1)主催者挨拶 13:30~13:35 (敬称略)
農研機構九州沖縄農業研究センター 所長 原田 久富美
(2)基調講演 13:35~14:00
「かんしょの海外輸出における現状と課題」
九州農水産物直販株式会社 代表取締役社長 小田 保
(3)講演(プロジェクト成果の紹介)14:00~16:00
・事業全体の概要紹介 14:00~14:10
農研機構 九州沖縄農業研究センター 西場 洋一
・研究成果の報告
1)3Dデータで効率的に学習した傷検知AIの開発 14:10~14:40
農研機構 中日本農業研究センター 田口 和憲
~~ 休憩(25分)~~
2)輸送中のかんしょ腐敗に対する包装資材利用の効果 15:05~15:20
宮崎県総合農業試験場 松浦 絵美
3)冬期の香港輸出における輸送腐敗防止技術の現場実装15:20~15:40
農研機構 九州沖縄農業研究センター 菅原 晃美
4)輸出実証試験のご紹介 15:40~16:00
農研機構 九州沖縄農業研究センター 西場 洋一
~~ 小休止(5分)~~
- ファシリテーター:
- 農研機構 九州沖縄農業研究センター 西場 洋一
- パネリスト:成果の報告者に加えて以下の皆様を予定
- 九州農水産物直販株式会社 吉村 直喜
- 有限会社南橋商事 矢羽田 竜作
- 株式会社やまもとファームみらい野 馬場 仁
(6)閉会挨拶 16:25~16:30
農研機構 九州沖縄農業研究センター暖地畑作物野菜研究領域長 長田 健二
6.参加申し込み:参加費は無料です
- ・申し込み先: https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/kanshosympo
参加申し込みフォームに必要事項を記入して送信してください。 - ・受付締め切り:令和6年2月 22日(木曜日)17時00分
締め切り前に定員(120名)に達した場合は受付を締め切ります。
なお、報道関係者には別途お席を準備する予定としていますが、十分な数が準備できない可能性もあります。事前の申し込みをお願いします。
7.事務局(連絡先)
農研機構 九州沖縄農業研究センター かんしょ腐敗対策シンポジウム担当
Tel:0986-24-4278 Fax:0986-24-4283
e-mail:sympo-kansho(AT)ml.affrc.go.jp((AT)は@に変換してください)
※ 内容が変更になることもございますので、予めご了承願います。