1.趣旨
増加し続ける荒廃農地の解消と、その後の省力的農地利用、および高騰し続ける家畜飼料対策は、畜産業を行う中山間地域において深刻な課題となっている。これら課題を解決する方策として、スマート放牧技術が有効である。スマート農業技術活用産地支援事業(R6-R7年実施)では、島根県奥出雲町においてスマート放牧技術の横展開を図るとともに、荒廃農地の再生および再生した農地の飼料生産等への利用を計画している。また、農地の保全管理について、改正農山漁村活性化法では放牧以外に景観作物栽培があげられているところであるが、奥出雲町では景観畑の取り組みも実施している。
本シンポジウムでは、島根県奥出雲町の関係者を中心に、スマート放牧技術の説明、その荒廃農地再生技術の実演、その後の飼料生産計画の説明、景観畑の状況を視察し、荒廃農地の再生・利用に関する情報と意見の交換を行う。
2.運営
共催:農研機構西日本農業研究センター
奥出雲町農業公社
奥出雲町
西日本スマート放牧推進グループ
3.開催日時
令和6年7月18日(木曜日)13:30~15:00
小雨決行(荒天中止)。
中止の場合、前日の16時までに申込時のメールアドレス宛にご連絡いたします。
4.開催場所
奥出雲町八川14団地(地図を参照)
※道の駅奥出雲おろちループを目印に、そこから約500m(駐車スペースあり)
5.対象範囲
奥出雲町関係者、農林水産省、地方公共団体、JA、農業生産者、農研機構、荒廃農地再生や放牧に関心のある者
6.内容
詳細は開催要領をご覧ください。
7.参加費
無料
8.定員
50名 (実参加者の定員。先着順。定員になり次第締め切ります。)
9.申込方法
開催終了しました。
10.申込先・問い合わせ先
農研機構 西日本農業研究センター 周年放牧研究領域 平野 清
電子メール:sanbe-symposium@ml.affrc.go.jp