趣旨
生産者の高齢化、担い手不足など、我が国の農業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあり、その上に昨今の猛暑が加わることで生産量や品質への影響も問題視されている。これらの問題は花き分野においても例外ではなく、増加している輸入品から国産シェアを奪還するためにも、花き生産の省力化・効率化、気象条件に左右されない高品質で安定的な生産体系の構築は重要な課題である。
これらの問題の解決手段として、植物の生育・環境に関わる様々なデータ、AI、ICT、センシング技術の活用や機械・ロボットの導入、生育予測技術の開発など、国を挙げてスマート農業の導入・普及が推奨されてきた。農業全体で見ればすでに全国各地で実証事業が進み、有効性も示されつつあるが、花き分野での展開は大きく進んでいないのが実情であり、花き分野に特有の問題点があるものと考えられる。
そこで、本シンポジウムでは、花き分野におけるスマート農業の展開の現状と課題を共有するとともに、野菜の事例も含めたスマート農業の展開事例を紹介し、今後の展望や必要となる技術開発の方向性について討議する。
主催
農研機構 野菜花き研究部門
開催日時
令和6年10月8日(火曜日)13時00分~9日(水曜日)12時00分
開催場所
文部科学省 研究交流センター2階 国際会議場
(茨城県つくば市竹園2-20-5)
(注) 隣接するつくば国際会議場(エポカルつくば)とは別の施設ですのでご注意願います。
参加費
無料
参集範囲
- 国公立試験研究機関担当者
- 都道府県専門技術員・普及指導員等
- 大学・民間団体・企業等の研究者
- 花き産業関係者
- その他、野菜花き研究部門 所長が必要と認める者
定員
170名(先着順。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。)
参加申し込み
申し込み期限 : 令和6年9月20日(金曜日)
報道関係者で、会場にて取材をご希望の方は、「その他ご連絡事項」に取材を希望する旨ご記載の上、お申込みいただきますようお願いします。
また、新型コロナウイルス感染症の状況により、資料配布のみとする場合があります。
その他
プログラムについては、開催要領をご覧ください。
問い合わせ先(事務局)
問い合わせは、以下のメールフォームにてお願いします。
E-mail : tomyjin(at)affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
野菜花き研究部門 研究推進部研究推進室 花き連携調整役
仁木 智哉