農研機構では、蚕糸技術の普及と継承、社会ニーズに根ざしたカイコ及びシルクの用途拡大と関連産業の発展等を目的に、毎年度、全国のシルク産地の持ち回りにより、シルクサミットを開催しています。
今年度は岡谷市にて、「シルクサミット2024 in 岡谷実行委員会」を組織し、由緒あるシルクの歴史を未来へ、と題して農研機構とともに次のとおり開催しますのでお知らせします。
趣旨
日本各地で養蚕・製糸・染織等の生産活動をしている方や博物館・資料館で地域の方と一緒になって活動している方、絹工房等の地域活動をしている方々が相互に意見交換や情報・技術の交流を行います。
開催日
令和6年11月16日(土曜日)、17日(日曜日)
開催場所
カノラホール(岡谷市文化会館)・小ホール
〒394-0029 長野県岡谷市幸町8番1号
プログラム
第1日目 令和6年11月16日(土曜日)
9時30分 | 開場(カノラホール・小ホール) |
10時00分~11時45分 | ドキュメンタリー映画「シルク時空をこえて」 |
11時45分~12時00分 | 熊谷友幸監督への質疑応答 |
12時30分 | シルクサミット講演会受付開始 |
13時00分 | 開会・挨拶 |
13時15分~13時55分 | 基調講演「なぜ岡谷は世界一の生糸生産地になったのか」 岡谷蚕糸博物館 館長髙林 千幸 氏 |
13時55分~14時25分 | 特別講演「製糸業から発生した岡谷の味噌醸造業」 國学院大學大学院小藤 菜緒 氏 |
<活動事例報告> | |
14時25分~15時00分 | ①「カイコ学習から学ぶもの」 岡谷蚕糸博物館 学芸員森田 聡美 氏 「カイコ学習の事例報告」 岡谷市立上の原小学校4年1組 |
15時00分~15時20分 | 休憩 |
15時20分~15時50分 | ②「養蚕に生きる」 養蚕体験・研修所「大丸屋」管理人浅井 広大 氏 |
15時50分~16時20分 | ③「繭糸強度の高い蚕品種『響明』の育成と実用化」 農研機構 上級研究員伊賀 正年 氏 |
16時20分~16時50分 | ④「シルクの新産業創出の現在地」 ユナイテッド・シルク 代表取締役社長河合 崇 氏 |
16時50分~17時00分 | 閉会・挨拶 |
18時00分 | 交流会(会費7000円) |
※交流会は事前登録が必要です。ホームページよりお申し込みください。
第2日目 令和6年11月17日(日曜日)
Aコース 9時00分~12時00分 |
岡谷近代化産業遺産巡り 岡谷蚕糸博物館集合 マイクロバスにて (定員20名・要予約) 案内: 岡谷近代化産業遺産を伝える会 会長宮坂 春夫 氏 |
Bコース 9時00分~11時00分 |
岡谷蚕糸博物館見学(案内付き・予約不要) |
参加申し込み
https://sites.google.com/view/silksummit/homeからウェブ申し込みの他、メールや電話、ファックスでも受け付けています。
申込締切
令和6年11月10日(日曜日)