農業機械に関係する技術者、研究者の技術力の向上ならびに交流と親睦のために平成8年から始まった「テクノフェスタ」も 29 回目を迎えました。
今回のテクノフェスタは、「ロボティクス技術の現場導入の加速化に必要な取組」をテーマとして下記のとおり開催します。基調講演では、農業自動化におけるロボティクス技術の展開にスポットを当てたご講演をいただきます。地域活性化の機軸となる高度化された農業の将来像を思い描くヒントとして頂ければと期待いたします。
産官学から多数の方々のご参加をお待ちしております。
1.主催
(一社)農業食料工学会
2.協賛
(国研)農研機構 農業機械研究部門
3.開催日時
2024 年 11 月 8 日(金)11:00~18:00 受付 10:00~
4.開催場所
農研機構 農業機械研究部門(さいたま市北区日進町1-40-2) ※対面開催
5.テーマ
ロボティクス技術の現場導入の加速化に必要な取組
6.プログラム:
I.開会挨拶(11:00~11:15)
II.基調講演(11:15~12:15)
農作業自動化におけるロボティクス技術の展開
東京大学大学院情報理工学系研究科
教授 深尾 隆則様
III.開発賞受賞講演(13:30~15:00)
(1)開発特別賞
「マルチインプルメント ブームマスターZ」
株式会社ササキコーポレーション ⻑畑 友之様
(2)開発賞
「乗用型じゃがいも植付機(1 条)の開発」
井関農機株式会社 清家 丈晴様
井関農機株式会社 清家 丈晴様
「施設園芸向けしおれ検知式自動潅水制御システム(Hamirus:ハミルス)の開発」
株式会社クボタ 片岡 麻子様
株式会社クボタ 片岡 麻子様
「小型ディスクハロー『KUSANAGI』の開発」
三菱マヒンドラ農機株式会社 斎藤 秀樹様
三菱マヒンドラ農機株式会社 斎藤 秀樹様
IV.分科会(15:15~17:45)
[第一部] 15:15~16:25
1-1.自動運転分科会(ITメカトロニクス部会)
「中山間地が元気になるスマート農業技術」
(1) 令和5年度研究開発構想(スマート農機の中山間地域への展開)について
農研機構 生物系特定産業技術研究支援センター 林田 啓様
農研機構 生物系特定産業技術研究支援センター 林田 啓様
(2) LiDAR 点群データを利用したリモコン式草刈機の作業性評価
農研機構 ⻄日本農業研究センター 清水 裕太様
農研機構 ⻄日本農業研究センター 清水 裕太様
(3) 総合討論
1-2.生物資源分科会(生物資源部会)
「脱炭素施策・カーボンクレジット流通における生物資源循環技術への期待」
(1) 農業における脱炭素の現状と課題
株式会社フェイガー 後藤 明生様
(2) 総合討論
[第二部] 16:35~17:45
2-1.農業機械分科会(農業機械部会)
「農業機械ロボットの技術開発と課題」
(1) 油圧制御技術と農業機械の未来像
株式会社クボタ 平岡 実様
(2) 直進アシスト機能の導入課題
三菱マヒンドラ農機株式会社 林田 淳一様
(3) 自動農薬散布ロボット「YV01」について
ヤンマーホールディングス株式会社 伊部 敏彦様
2-2.フードチェーン分科会(食料・食品工学部会)
「3D フードプリンティングのエンジニアリング」
(1) 3DFP のためのプロトタイプ環境の提案および三次元点群処理による印刷精度評価
東京大学 吉村 正俊様
(2) 3D フードプリンティングへの数値流体力学シミュレーションの応用
東京大学 五月女 格様
V.閉会挨拶(17:55~18:00)
7. 参加費
学会員:4,000円 非学会員:5,000円
海外参加者・学生参加者:会員種別等を問わず0円
尚、一般非会員は本学会に体験入会していただくことで、正会員と同額の参加費+体験入会費1,000円で本イベントにご参加いただけます。体験入会特典として農業食料工学会誌2冊が進呈されます。
8. その他
・申し込みは、下記専用ホームページより実施ください。(11月 1 日締切)
・当日は受付の後、各発表会場にご参集ください。(受付場所)散布実験棟3F 大会議室前
・昼食のご用意はありませんので、各自でご準備ください。
・情報交換会はございません。
・イベント終了後、参加登録された皆様に E-mail でアンケートを送付しますのでご回答をお願いします。
9. 問い合わせ先
一般社団法人 農業食料工学会 事務局
Tel:048-652-4119
E-Mail:office@j-sam.org