1. 趣旨
近年、施設園芸分野ではICT やセンシング技術の発展に伴い、施設内環境の見える化や高度な環境制御など、生産現場でのスマート化技術が普及しつつある中、様々な先端技術を活用した施設生産現場において指導することができる人材の育成が求められている。また、令和6年6月14日に農業の生産性向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(スマート農業技術活用促進法)が成立した。
そこで、現場の高収益化や人材育成に貢献するために、また、データ駆動型スマート農業における先端技術導入について理解を深めるために、生産者や普及に関わる機関所属者等を対象に、「データ駆動型農業における国内外の取り組みおよび社会実装に向けて」と題した農研機構つくば植物工場研修会を開催する。本研修会では、国内外のデータ駆動型農業や人材育成に加えて、WAGRI を核としてデータを活用した農業ICT サービスの展開と、生産者が求める生育・収量予測が可能な革新的営農支援モデルの構築およびその社会実装に向けた取り組みについて紹介する。なお、本研修会は、農林水産省の「令和6年度データ駆動型農業の実践・展開支援事業(スマートグリーンハウス展開推進)スマートグリーンハウス転換に取り組む指導者育成のための研修事業」により一般社団法人日本施設園芸協会と、「令和6年度スマート農業実証プロジェクト」における露地野菜・花きおよび施設園芸体系との共催により開催する。
2. 主催
農研機構 野菜花き研究部門
共催
(一社)日本施設園芸協会
「スマート農業実証プロジェクト」露地野菜・花きおよび施設園芸体系
3. 開催日時
令和7年1月20日(月曜日)13時00分~16時00分(予定)
4. 開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM東京駅日本橋 ホール6A
(住所:東京都中央区日本橋3丁目1−1 HSBCビルディング、電話番号:03-5299-9007)
5. 内容
海外(オランダ・中国・韓国)におけるデータ駆動型農業や担い手育成の取り組みを紹介し、今後の日本のスマートグリーンハウス転換について理解を深める。また、WAGRI を核としたデータを活用した農業ICT サービスの展開と、生産者が求める生育・収量予測が可能な革新的営農支援モデルの構築と社会実装に向けた取り組みについて紹介する。
- オランダのデータ駆動型農業や担い手育成
農研機構 野菜花き研究部門 主任研究員 筧 雄介 - 中国のデータ駆動型農業や担い手育成
OATアグリオ株式会社 岡 准慈 - 韓国のデータ駆動型農業や担い手育成
農研機構 野菜花き研究部門 グループ長 安 東赫 - NARO生育収量予測技術の開発
農研機構 野菜花き研究部門 上級研究員 菅野 圭一 - 総合討論 データ駆動型施設生産における生育収量予測技術の活用について
コンビーナー 農研機構 野菜花き研究部門 領域長 礒﨑 真英
6. 参集範囲
施設園芸生産者、関連事業者、行政機関、研究機関等(約60名程度まで)
都道府県の普及担当者、その他体系責任者が必要と認めた者(約40名程度まで)
7. 申し込み方法
参加はQRコードによる事前予約が必要です。
https://forms.office.com/r/ju0wwQq0VQ
締切 : 令和7年1月13日(月曜日)
申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。
8. 事務局および連絡先
(植物工場研修会全体)
農研機構 野菜花き研究部門 施設生産システム研究領域安藤 英伍
E-mail : PF_training(at)ml.affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 029-838-8681
(「スマート農業実証プロジェクト」体系別技術検討会)
露地野菜・花きおよび施設園芸体系事務局
齊藤 猛雄 (野菜花き研究部門野菜花き品種育成研究領域(安濃))
中山 真義 (野菜花き研究部門研究推進室(つくば))
E-mail : smart-nivfs(at)naro.affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 050-3533-1838(齊藤)・029-838-6760(中山)
9. その他
本研修会の録画・録音・撮影はご遠慮ください。