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「かんしょ輸出産地を支えるサツマイモ基腐病総合的防除体系の開発」研究成果発表会について

情報公開日:2025年1月20日 (月曜日)

1. 趣旨

良食味の日本産かんしょは、アジアを中心に人気が高まっており、輸出量・輸出額は毎年増加していますが、南九州・沖縄の生産地ではサツマイモ基腐病の被害による生産量の減少が深刻な問題となっていました。

そのため、戦略的スマート農業技術等の開発・改良/輸出拡大のための新技術開発「かんしょ輸出産地を支えるサツマイモ基腐病総合的防除体系の開発」事業(委託元:生物系特定産業技術研究支援センター)において、「かんしょ基腐病コンソーシアム」(農研機構、鹿児島県農業開発総合センター、鹿児島県大隅加工技術研究センター、宮崎県総合農業試験場、沖縄県農業研究センター、三州産業(株)、(株)サナス、三和物産(株))を結成し、苗や種いもの高感度スクリーニング技術、圃場の発病リスク診断技術、発病リスクに応じた対策技術等を開発し、健全種苗の供給効率の向上、生産工程での発病リスク低減により、輸出産地を支える技術の確立を目指す取り組みを行ってきました。

この度、本事業における取り組みおよび研究成果について、関係者の皆様方にご紹介するとともに、今後の普及に向けて議論するために、本研究成果発表会を開催します。

ポスター画像

2. 開催日時

令和7年3月4日(火曜日)13時~16時50分

3. 開催場所

鹿児島中央ビルディング8階会議室(鹿児島市山之口町1-10 TEL 099-225-3261)
Microsoft Teamsによるオンライン開催も実施します

4. 共催

かんしょ基腐病コンソーシアム、農研機構植物防疫研究部門、農研機構九州沖縄農業研究センター

5. 内容

1) 研究概要の説明
吉田重信(農研機構植物防疫研究部門)13:00-13:15
2) 種苗生産工程における基腐病発病リスク低減技術の概要
荒川祐介(農研機構九州沖縄農業研究センター)13:15-13:45
3) 本圃における基腐病発病リスク低減技術の概要
川部眞登(農研機構九州沖縄農業研究センター)13:45-14:05
①鹿児島県における基腐病発病リスク低減の実例
福田健(鹿児島県農業開発総合センター)14:05-14:25
②宮崎県における基腐病発病リスク低減の実例
加治佐光洋(宮崎県総合農業試験場)14:25-14:45
③沖縄県における基腐病発病リスク低減の実例
前上門陽(沖縄県農業研究センター)14:45-15:05
憩 15:05-15:15
4) 次作に向けた基腐病発病リスク低減技術の概要
関口博之(農研機構植物防疫研究部門)15:15-15:40
5) 関連話題提供1 : かんしょの腐敗症状に関する研究成果紹介
関口博之(農研機構植物防疫研究部門)15:40-16:05
6) 関連話題提供2 : かんしょ圃場での排水対策のポイントについて
島武男(農研機構九州沖縄農業研究センター)16:05-16:30
7) 総合討論 :
16:30-16:50

6. 参加申し込み

参加費は無料です。

  • 申し込み先: https://forms.office.com/r/fnfe0T8kWF
    参加申し込みフォームに必要事項を記載して送信してください。
  • 受付締め切り:令和7年2月20日(木曜日)17時00分

会場での参加希望者については、締め切り前に定員(100名)に達した場合は受付を締め切ります。オンライン参加希望者には、締め切り後にMicrosoft TeamsのURLをお知らせします。

なお、報道関係者には別途お席を準備できない可能性がありますので、事前の申し込みをお願いします。

7. 事務局(連絡先)

農研機構植物防疫研究部門 病害虫防除支援技術グループ 吉田重信
Tel/Fax : 029-838-8829
e-mail: yoshige(AT)affrc.go.jp ((AT)は@に変換してください)。

※内容が変更になることもございますので、予めご了承願います。