情報更新日 : 2025年11月11日
趣旨
本シンポジウムでは、日本の高度な施設園芸技術をアジア地域へ展開し、現地の食料増産、品質向上、環境負荷低減に貢献するための技術開発やビジネス戦略について紹介します。アジアの多様な気候風土や市場ニーズに対応するため、環境制御、省エネルギー、耐病性品種、スマート農業実証事業で実施された諸技術(AI・IoT活用)などの分野で、日本の強みを活かしつつ現地適合性を高める技術開発の方向を議論します。
さらに、技術移転や人材育成、サプライチェーン構築も見据え、産学官連携による持続可能なアジア展開モデルを構築するための戦略を検討します。また、本シンポジウムで海外(ベトナム)技術指導者の任命式を行います。本シンポジウムを通じて、日本の農業技術の国際競争力強化、アジアの持続可能な農業発展への貢献およびスマート農業技術の社会実装を目指します。
なお、本シンポジウムは、「スマート農業実証プロジェクト」における露地野菜・花きおよび施設園芸体系との共催、農林水産省の「令和7年度データ駆動型農業の実践・展開支援事業(スマートグリーンハウス展開推進)スマートグリーンハウス転換に取り組む指導者育成のための研修事業」(受託 : 一般社団法人日本施設園芸協会)の協賛により開催します。
主催
農研機構 野菜花き研究部門
共催
「スマート農業実証プロジェクト」露地野菜・花きおよび施設園芸体系
協賛
(一社)日本施設園芸協会
開催日時
令和7年12月19日(金曜日)10時00分 ~ 17時00分(17時15分~19時 : 情報交換会)
※昼休憩において、昼食は準備しておりません。
開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM京橋 ANNEX ホールC
(住所 : 東京都中央区京橋2丁目7−19 京橋イーストビル 5階、電話番号 : 03-4577-9270)
※対面のみ(オンライン開催は致しません)
内容
第一部ではアジア展開における市場調査および技術戦略について、第二部ではデータ規格の標準化について、第三部では東南アジア諸国における技術展開の事例と今後の見込みについて紹介し、日本の農業技術の国際競争力強化、アジアの持続可能な農業発展への貢献およびスマート農業技術の社会実装について討議します。
- 【10時~11時30分】
第一部 : 東南アジア展開のための技術開発戦略
農研機構野菜花き研究部門東出 忠桐
農研機構野菜花き研究部門佐々木 克友パネルディスカッション
千葉大学園芸学研究院中野 明正
渡辺パイプ田口 昌義
日本施設園芸協会藤村 博志 - 【13時~14時15分】
第二部 : 技術展開のためのデータ規格等の標準化
農研機構野菜花き研究部門菅野 圭一
農研機構知的財産部岡本 秀樹パネルディスカッション
農林水産省大臣官房政策課光廣 政男
誠和大出 浩睦
岡山大学農学部安場 健一郎 - 【14時30分~15時45分】
第三部 : 東南アジアにおける技術展開の事例と将来
株式会社ニイヌマトモファーム箕輪 祐耶
農研機構野菜花き研究部門礒﨑 真英パネルディスカッション
トヨタ自動車岡島 博司
NTTアグリテクノロジー小林 弘高
OATアグリオ岡 准慈
PLANT DATA北川 寛人 - 【16時~17時】
総合討論
コンビーナー 農研機構野菜花き研究部門
東出 忠桐
参集範囲
施設園芸生産者、関連事業者、行政機関、研究機関等(約300名まで)
申し込み方法
参加は二次元バーコードによる事前予約が必要です。(参加無料)
https://forms.office.com/r/nnp5mE1i3N
締切 : 令和7年12月10日(水曜日)
申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。
事務局および連絡先
(シンポジウム全体)
農研機構 野菜花き研究部門 施設生産システム研究領域
前田 和也
E-mail : PF-training(at)ml.affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 029-838-8681
(「スマート農業実証プロジェクト」体系別技術検討会)
露地野菜・花きおよび施設園芸体系事務局
齊藤 猛雄(野菜花き研究部門野菜花き品種育成研究領域(安濃))
中山 真義(野菜花き研究部門研究推進部(つくば))
生駒 泰基(野菜花き研究部門研究推進部(安濃))
E-mail : sh-smart-nivfs(at)naro.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 050-3533-1835(生駒)・1838(齊藤)・029-838-6760(中山)
その他
本シンポジウムの録画・録音・撮影はご遠慮ください。