趣旨
近年、異常気象などによって、農産物の需給バランス調整が困難になり、食品ロスの深刻化が進むと同時に、他方で有利販売機会の消失を招いています。これらの課題を解消するため、令和4~6年度にかけて農産物直売所をターゲットとして、需要を予測しながら計画的・効率的に生産するマーケットイン型農業生産体系を構築するとともに、施設園芸における土地生産性向上を目指した実証プロジェクトが実施されました。そこで得られた計画生産技術の有効性事例を紹介し、スマート農業技術の社会実装を促進するため、農研機構つくば植物工場研修会を開催します。
なお、本研修会は、農林水産省の「令和7 年度データ駆動型農業の実践・展開支援事業(スマートグリーンハウス展開推進)スマートグリーンハウス転換に取り組む指導者育成のための研修事業」により一般社団法人日本施設園芸協会と、「令和7年度スマート農業実証プロジェクト」における露地野菜・花きおよび施設園芸体系との共催により開催します。
主催
農研機構 野菜花き研究部門
共催
(一社)日本施設園芸協会
「スマート農業実証プロジェクト」露地野菜・花きおよび施設園芸体系
開催日時
令和8年1月19日(月曜日)13時00分~16時30分
開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM東京駅日本橋 ホール6C
(住所:東京都中央区日本橋3丁目11−1 HSBCビルディング、電話番号:03-5299-9007)
※対面のみ(オンライン開催は致しません)
内容
令和4~6年度に取り組まれた戦略的スマート農業技術等の開発・改良プロジェクトの成果のうち、施設園芸の計画生産技術、需要予測技術を中心に紹介し、現状の農業生産の課題や今後の方向性、スマート農業技術の社会実証への道筋について意見交換と情報の共有を行います。
- 計画達成型栽培管理ツール開発のねらいとツールの概要
農研機構 野菜花き研究部門 山崎 敬亮 - 計画達成型栽培管理ツールを活用した栽培実証
愛知県農業総合試験場 山田 健太郎 - 農産物直売所における野菜の需要予測モデル
農研機構 基盤技術研究本部農業情報研究センター 岸 茂樹 - 農産物直売所をターゲットとしたM:Nマッチングの展開
東京科学大学情報理工学院 田中 圭介 - 総合討論
コンビーナー農研機構 野菜花き研究部門 領域長 礒﨑 真英
参集範囲
施設園芸生産者、関連事業者、行政機関、研究機関等、
都道府県の普及担当者、その他体系責任者が必要と認めた者(約100名程度まで)
申し込み方法
参加はQRコードによる事前予約が必要です。
https://forms.office.com/r/mMdwRgycwJ
締切 : 令和8年1月9日(金曜日)
申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

事務局および連絡先
(植物工場研修会全体)
農研機構 野菜花き研究部門 施設生産システム研究領域山崎 敬亮
E-mail : PF-training(at)ml.affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 050-3533-4617
(「スマート農業実証プロジェクト」体系別技術検討会)
露地野菜・花きおよび施設園芸体系事務局
齊藤 猛雄 (野菜花き研究部門野菜花き品種育成研究領域(安濃))
中山 真義 (野菜花き研究部門研究推進室(つくば))
生駒 泰基(野菜花き研究部門研究推進室(安濃))
E-mail : sh-smart-nivfs(at)naro.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
TEL : 050-3533-1835(生駒)・ 1838(齊藤) ・029-838-6760(中山)
その他
本研修会の録画・録音・撮影はご遠慮ください。