平成29年2月28日、つくば国際会議場で、「今こそ土壌の炭素貯留~4/1000イニシアチブとともに」をテーマにしたNARO-MARCO国際シンポジウムが開催されました。 このシンポジウムは、アジア各国の農業システムにおける土壌炭素および温室効果ガスの緩和に関する研究、研究協力、協力を強化するための会場を、4/1000イニシアチブの取り組みとともに提供することを目的としています。講演者は、Claire Chenu博士(Agro Paris Tech/INRA)、Minggang Xu博士(中国農業科学院農業資源計画研究所)、Suphakarn Luanmanee博士(タイ農業省)、Cherukumalli Srinivasa Rao博士(Indian Council of Agricultural Research-Central Research Institute for Dryland Agriculture)、久保田秀夫(中部農業研究センター )、松浦昭二(農業環境科学研究所 )、白浦康人博士(農業環境科学研究所 )、Dr. Jagadeesh Yeluripati(英国ジェームスハットン研究所)、伊藤昭彦博士(国立環境研究所)、吉本真由美博士(国立環境科学研究所)。4/1000イニシアチブに対する農研機構のモンスーンアジア域での活動推進の可能性を探るため、モンスーンアジア農業環境研究コンソーシアム(MARCO)の枠組を活用し、国内外から現状に明るい専門家を招へいして、今後の進むべき方向性を議論しました。
