農研機構主催、FFTC(アジア太平洋食糧肥料技術センター)、MARCO(モンスーンアジア農業環境研究コンソーシアム) 共催の NARO-FFTC-MARCO国際シンポジウム「アジア・太平洋地域の小規模農家に貢献する気候変動対応型農業」がつくば国際会議場において2018年9月27-28 日に開催されました。モンスーンアジアにおける気候変動対応型農業に寄与する研究開発の加速化と連携強化策について検討を行うことを目的に、当日は4つのセッション(1. 温室効果ガスの排出削減と土壌への炭素貯留など気候変動の緩和策 2. 将来の農業生産への影響予測 3. 農業分野における気候変動への適応策 4. 気候変動影響下の農業のための意思決定支援ツール)に分けて、日本のほかフランス、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、台湾、タイの研究者が研究開発の成果や問題点を報告して、討論が行われました。
