国際活動

ワーヘニンゲン大学に農研機構の研究者を配置する合意書への更新調印式

農研機構は、2018年4月より、ワーヘニンゲン大学研究センター(WUR)に、最先端の技術情報の収集や双方の研究連携の強化を目的に、"リエゾン・サイエンティスト※1"(連絡研究員)を配置しています。この度2019年6月12日にオランダ国ワーヘニンゲン大学内において、WURとの協力関係を一層発展させるため、リエゾン・サイエンティスト配置の合意書の延長に合意し、調印しました(2021年10月まで)。ルイーズ・フレスコWUR学長、松田敦郎農研機構理事は席上で双方が重要なパートナーであることを確認しました。

リエゾン・サイエンティストの活動継続は、Society5.0の実現に向けて、EU内の研究機関とのネットワークの構築を進めるうえで非常に重要です。農学研究分野での国際大学ランキング第1位であるWURへのリエゾン・サイエンティストの継続的設置により、欧州の最先端農業研究や技術開発動向さらに農業食品産業の情報収集等を行い、より多くの研究成果を生むことが期待されます。

※1:リエゾン・サイエンティストは、相手国等との共同研究の推進、強化及び情報交換の推進を行います。
[関連記事] 農研機構とWURが共同シンポジウムを開催「Society5.0 実現に向けたスマート農業・スマートフードチェーン」