国際活動

G-STIC(国際ウェブ会議)において、中谷副理事長がNAROのスマート農業技術開発を紹介

2020年10月28日 (水曜日) に、第4回G-STIC (Global Sustainable Technology and Innovation Community Conference*)(国際ウェブ会議) が開催されました。

パネリストとして参加した農研機構中谷副理事長は「Technological innovations to realize sustainable food systems」のセッションにおいて、「Development of Smart Agricultural Production Technology and its Social Implementation through National Projects」と題して、農研機構のSDGsへの貢献や、スマート農業に向けた日本政府のイノベーション戦略及び国内のスマート農業実証の成果に関するプレゼンテーションを行いました。

同分科会には、中谷副理事長のほか、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学、ペルギーのVITO、AB-InBev社がパネリストとして出席しました。

後半のディスカッションでは、議長から、技術の組み合わせ(特にロボティクスとデータ)や小規模農業に貢献する農業技術に関する質問があり、中谷副理事長から、WAGRIについて、また、スマート農業技術と従来技術の組み合わせが小規模農家においても有効である旨説明がなされました。

* G-STIC :ベルギーに本部のある VITO という研究機関が中心になり、他の7つの同様の非営利研究機関 (ブラジル、中国、インド(2)、ケニア、韓国、ナイジェリア) と共同で、2017年から毎年SDGsを達成するためのイノベーションや技術について議論する国際会議。

中谷副理事長
中谷副理事長