国際活動

農研機構理事長がアジア太平洋地域における持続的アグリフードシステムについて講演

令和3年10月6日、農研機構が連携する国際機関のひとつ、アジア太平洋地域食糧・肥料技術センター(以下FFTC)が設立50周年を記念するシンポジウムに、基調講演者として久間理事長が招かれました。農業を取り巻く国際状況、農研機構の研究、わが国の科学技術イノベーション政策と農業・食品分野でのSociety5.0実現に向けた取り組みについて「Toward the Development of Sustainable and Resilient Agri-Food Systems in the Asia-Pacific Region」と題し、講演を行いました。

シンポジウムでは、2つのテーマ「持続可能な農業食品システム(食料供給)」と「人口の増加するアジアでの栄養(食料消費)」の側面から、アジア太平洋地域の各国からの話題提供がありました。コロナ禍の中、地域のすべての国が直面し、対応しなければならない課題を共有し、またそれらの解決策について、食品供給者と消費者の両方のニーズを理解し、相互利益の可能性を探るための議論が行われました。