国際活動

中谷副理事長、STSフォーラム日露ワークショップ2021で「Society 5.0で資源利用効率を向上させる持続型農業を実現」を発表

2021年12月8日に、STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)の「日露ワークショップ」がオンラインで開催されました。「日露ワークショップ」は日本とロシアとの科学技術交流を活発化させるために、2020年より日本貿易振興機構(JETRO)やロシアのイノベーションセンター「スコルコヴォ」などが協力して実施しており、今年は第2回目となります。

中谷副理事長はワークショップのセッション2「アグロ・テクノロジー」にパネリストとして出席し、Society 5.0を実現させるスマート農業や環境保全型食料システムに向けた政府のイノベーション戦略を紹介し、それを達成するための農研機構の取り組み・成果について発表しました。

同ワークショップには中谷副理事長のほか、スコルコヴォ科学技術大学(露/セッション司会)、東海大(日)、ロシア連邦反独占局(露)、ロシア穀物輸出者組合(露)、グリーンランド・ジャパン(日)がパネリストとして出席しました。

パネルディスカッションでは、日露の農業・食品産業に関連するロシアの強み(天然資源の豊富さ)、日本の強み(技術開発力)を活かして連携し、世界規模の持続可能な農業システム構築に向けて各セクターのミッションについて議論されました。

農研機構からは、「promising(技術の適正な実装)」 、「challenging(技術革新に向けて挑戦し続ける)」が日露の連携の重要なキーワードであると発信しました。

中谷副理事長