国際活動

国立台湾大学生物資源及農学院長一行が農研機構を訪問

2023年5月11日、国立台湾大学生物資源及農学院の盧虎生院長ら6名が農研機構を訪問しました。久間理事長との挨拶の後、農業環境研究部門を訪問し、農業環境インベントリー展示館で「デジタル土壌図」と「土壌のCO2吸収見える化サイト」の説明を受け、温室効果ガス(GHG)自動測定施設で「土壌の炭素蓄積」に関する研究の説明を受けました。次に「植物工場」を訪問し、野菜花き研究部門より施設の概要と次世代型植物工場の利用による施設園芸の効率化の取り組みが紹介されました。最後に本部会議室において、農業ロボティクス研究センターより研究トピックスとして「ジャストインタイム&高品質(JIT-Q)生産システム」と「データ駆動型土壌メンテナンスシステム」が紹介されました。それぞれの視察先で活発な意見交換が行われ、今後の研究交流について議論が行われました。

<関連リンク>
全国デジタル土壌図e-土壌図II (e-SoilMap II)
https://soil-inventory.rad.naro.go.jp/eSoilMap.html

土壌のCO2吸収見える化サイト
https://soilco2.rad.naro.go.jp

植物工場紹介ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=ZfZ-1AA3dD0

本部理事長室にて盧虎生 国立台湾大学生物資源及農学院長(左)と農研機構久間理事長(右)
農業環境研究部門来賓室にて台湾大学一行(奥)に農業環境研究部門山本所長(手前左)より研究所紹介、勝田理事(手前中央)司会
農業環境研究部門インベントリー展示館で日本の土壌の説明をする高田上級研究員 (左)とGHG自動測定施設で説明する白戸研究領域長 (右)
植物工場の説明をする野菜花き研究部門東出部長 (左)と施設見学の様子(右)
盧院長(右から2番目)、勝田理事(国際連携担当、右端)と農業ロボティクス研究センターの概要および研究トピック紹介者(左から飯嶋ユニット長、李研究員、斎藤上級研究員)