国際活動

フランス農業食料主権省ご一行が農研機構を訪問

2023年10月19日、第8回日仏農政ワーキンググループ現地調査として、フランス農業食料主権省のフレデリック・ランベール 企業・環境総局 欧州・国際局局長、エマニュエル・スーベラン 食品総局次長 首席獣医官 CVOら5名と、在日フランス大使館から4名、農林水産省の5名が農研機構に来訪されました。森田NARO開発戦略センター長より歓迎ご挨拶、ランベール局長ご挨拶のあと、中谷副理事長より農研機構の概要について、森田センター長よりフランスとの連携状況についての説明があり、スマート農業、AIなど先進技術の実装や両国の研究交流について議論が交わされました。続いて、農業環境インベントリー展示館で農業環境研究部門の山本所長より近年の気候変動緩和策研究と「デジタル土壌図」「土壌のCO2吸収見える化サイト」について説明し、次に農業機械研究部門の林 知能化農機研究領域長がロボット農機の開発状況の説明とロボットトラクターの自動運転の実演をおこないました。最後に食品研究部門 木村 食品加工・素材研究領域長による日本の発酵食品に関する説明がありました。それぞれの視察先で活発な意見交換が行われました。

関連リンク

全国デジタル土壌図e-土壌図II (e-SoilMap II)
https://soil-inventory.rad.naro.go.jp/eSoilMap.html

土壌のCO2吸収見える化サイト
https://soilco2.rad.naro.go.jp/

農業環境インベントリー展示館
https://www.naro.go.jp/laboratory/niaes/contents/inventory/index.html

日仏農政WGのフランス代表団、
(前列左端)フレデリック・ランベール 企業・環境総局 欧州・国際局局長
(前列左から2番目)エマニュエル・スーベラン 食品総局次長 首席獣医官 CVO
農業環境インベントリー展示館で説明する山本所長(左)
(写真左)ロボット農機の開発状況を説明する林領域長
(写真右)自動運転ロボットトラクターの様子
発酵食品について説明する木村領域長(右)
日仏農政WGのフランス代表団と農林水産省、 農研機構の視察参加者
(中央左)エマニュエル・スーベラン 食品総局次長 首席獣医官 CVO
(中央)中谷副理事長
(中央右)フレデリック・ランベール 企業・環境総局 欧州・国際局局長