国際活動

フィジー共和国 ランブカ首相農研機構視察

2025年11月13日(木曜日) 、フィジー共和国のシティヴェニ・リンガママンダ・ランブカ首相はじめ、ライチェリ・タンガ外務次官、ケレラ・サブ在京フィジー大使館臨時代理大使、モセセ・トゥラガルア・ワインブタ首相府首席政策事務官、アディ=アリエタ・テゲイ・ラティアナラ外務省首席政策事務官らご一行が農研機構を来訪されました。

はじめに久間理事長が歓迎の挨拶を述べ、農研機構の概要や研究成果を紹介した後、ご一行との意見交換が行われました。ランブカ首相からは、人口増加などの世界的な課題に対応するため、最新の研究成果を持ち帰りたいとのコメントをいただきました。また、気候変動に関する話題では、フィジーでも海面上昇が深刻な課題になっていることが挙げられました。

続いて、ご一行は農業情報研究センターのインキュベーションラボ(ロボティクス人工気象室)を訪れ、人工気象室内で様々な気象条件を再現し、それが作物形質へ与える影響を取得する様子を視察されました。さらに、遺伝資源研究センターのジーンバンクでは、世界各地からの作物種子の収集事業について説明を受け、配布用種子の低温貯蔵庫等をご覧になられました。