当研究グループは、水田転換畑を実施している大規模経営体を対象にして、土壌センシングを活用した砕土条件の適正化技術の開発や、新世代の営農排水対策技術を利用した下層土改良による土壌水分環境制御により、適正な圃場条件での作業が行える技術開発を行っています。また、これらの技術開発と合わせて、短い作業適期に対応した高能率な播種機の利用技術や作業適期拡大のための適正品種の導入による延べ作付面積の拡大、複雑化する作業体系の最適化に向けての技術評価などの研究を行っています。さらに、これらの技術を導入した輪作体系に対応した作目の選定や適正な肥培管理による収量、品質の安定化を図り、大規模経営体における水田転換畑の理想的な輪作システムの構築を目指しています。
メンバー
- 髙橋 智紀(たかはし ともき)(グループ長)(兼 農業ロボティクス研究センター)
- 澤田 守(さわだ まもる)(グループ長補佐)
- 大角 壮弘(おおすみ あきひろ)
- 建石 邦夫(たていし くにお)
- 松山 宏美(まつやま ひろみ)
- 中野 洋(なかの ひろし)
- 中尾 祥宏(なかお よしひろ)
- 草 佳那子(くさ かなこ)
- 平内 央紀(へいない ひろのり)
- 清水 ゆかり(しみず ゆかり)