中日本農業研究センター

作物栽培グループ

当研究グループは、急速な農地集積による経営の大規模化に対応した栽培技術、品種の性能を最大限に発揮させる栽培技術、気候温暖化に対応した品種特性の解明に関する研究開発を行っています。水田割合の高い北陸地域における経営の大規模化への対応として、水稲作の作付けの労働ピークを分散させるため、直播栽培を発展させた農閑期の初冬直播き栽培技術の確立と普及を推進しています。加えて、融雪直後の直播栽培技術や、田植え作業のピーク後の初夏直播栽培技術の開発にも取り組んでいます。また、春先が湿潤になりやすい北陸地域の特性に対応した水稲乾田直播栽培技術の確立と普及を図っています。農研機構が育成した水稲および麦類について、栽培特性の解明や品種に適した栽培技術の開発、経営体の栽培支援に資する発育・収量モデルの研究を進めています。気候温暖化に伴う玄米の外観品質低下や不稔籾増加による収量低下を防ぐため、高温条件における生理メカニズムや高温登熟性に優れる品種特性の解明にも取り組んでいます。これらの研究を通じて、食料安全保障の確保および農業者の経営安定化に寄与します。

水稲初冬直播き

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