- 平成30年11月7日
「平成30年度第3回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作)」 - 平成30年8月31日
「平成30年度第2回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(酪農)」 - 平成30年8月20日
「平成30年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」 - 平成29年8月31日
「平成29年度第3回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(酪農)」 - 平成29年7月14日
「平成29年度第2回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作)」 - 平成29年7月4日
「平成29年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」 - 平成29年2月2日
「平成28年度第4回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作・酪農合同)」 - 平成29年2月1日
「平成28年度第3回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」 - 平成28年9月13日
「平成28年度第2回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(酪農)」 - 平成28年7月7日
「平成28年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作)」
「平成30年度農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(酪農・畑作)」を開催
開催日時
<酪農> 平成30年8月31日 (金曜日) 9:00~16:30
<畑作> 平成30年11月7日 (水曜日) 9:00~15:30
開催場所
<酪農> 計根別農業協同組合
<畑作> 北海道農業研究センター芽室研究拠点
内容
北農研は、平成30年8月31日(金曜日)に計根別農業協同組合にて「平成30年度第2回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(※)(酪農)」を、11月7日(水曜日)に北農研芽室研究拠点にて「平成30年度第3回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作)」を開催しました。
これは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きし、ニーズを集約して今後の研究方針に活かしつつ農研機構開発技術の浸透を図ることを目的とするものです。
北農研の酪農研究分野のアドバイザリーボードは、中標津町で実施された革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)「道産トウモロコシの安定供給に基づく高付加価値畜産物生産技術の開発(道産飼料)」の現地検討会に引き続いて開催されました。
委員には現地検討会にもご参加いただき、「道産飼料」の実証機関であるTMRセンター「アクシス」や搾乳ロボットを導入している構成員農家を視察していただき、北農研が推進する研究内容や農業現場の動きについて相互理解を深めました。
さらにアドバイザリーボードでは、「アクシス」からドローンを活用した飼料生産やクロスブリーディング等の先進的取り組みをご説明いただいた後、北海道酪農の持続的発展に向けた技術開発研究の方向性を探るため、北農研から10年後の営農ビジョンとそこで開発が必要となる技術を提案し、意見交換を行いました。
北農研の畑作研究分野のアドバイザリーボードは、芽室研究拠点で実施され、「農業の担い手確保の現状とその方策に関する研究会」への参加を含め、北海道農業試験研究推進会議畑作推進部会と合同で開催しました。参加者はアドバイザリーボード委員8名を含め、55名でした。
会議では、現在北農研で検討している「北海道大規模畑作地帯の営農ビジョン(案)」について意見交換を行いました。現状の課題と10 年後の北海道大規模畑作営農の姿については、委員から特段の異論はありませんでした。
技術の方向性については、バレイショ・テンサイの栽培面積減少に対応するためには収穫機の改良が重要であるとの意見が多くありました。また、バレイショでは収穫機の効率化によって選果が集中化する問題も想定されることから、流通全体を考慮する必要性が指摘されました。
自動操舵等に利用が期待されている「準天頂衛星みちびき」等のICT 技術は、日進月歩で必要経費も変わることを想定して技術開発を行なっていくのが重要との意見がありました。品種開発について最近の気候変動を鑑みて、収量の安定性を重要視することが指摘され、参加していた小麦・バレイショ・テンサイ・ソバ・小豆の育種担当者から現在の取組について回答しました。
さらに、補助事業の対象に個人の大規模経営が該当しないことに対する要望があり、北海道農政事務所に今後の対応について依頼しました。
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TMRセンター「アクシス」の視察 | アドバイザリーボード意見交換の様子 |
北農研は農研機構の北海道地域の農業試験研究におけるハブ機能を担っており、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
※ アドバイザリーボード
農業ビジネスの現場におられる生産者(農業団体)、実需者などに委嘱して組織する委員会です。北海道では、酪農(畜産)、畑作、水田作の3分野を対象としています。
農研機構では、新たな「農林水産研究基本計画(平成27年3月31日 農林水産省農林水産技術会議決定)」に基づく農業試験研究を推進しています。この計画には、アドバイザリーボードの設置が謳われています。
(リンク) 新たな農林水産研究基本計画(農林水産省ウェブページ)
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/kihonkeikaku/new_keikaku.htm
「平成30年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」「平成30年度北海道農業試験研究推進会議水田作推進部会」合同会議を開催
開催日時
平成30年8月20日 (月曜日) 13時00分~16時00分
開催場所
北海道農業研究センター 4号水田圃場、新会議室
内容
北農研は、平成30年8月20日(月曜日)に北農研4号水田圃場および新会議室において、水田作研究分野に係る「平成30年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」「平成30年度北海道農業試験研究推進会議水田作推進部会」合同会議を開催しました。
アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きし、ニーズとして集約して今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
4号水田圃場では、FOEAS(地下水位制御システム)を利用した大豆、直播タマネギ、乾田直播水稲および移植による多収水稲品種比較の圃場の視察を行いました。
新会議室に場所を移して、アドバイザリーボードと水田作推進部会の合同会議では、10年先の営農の姿を見据えた北海道水田作営農ビジョンの素案を検討しました。
研究成果の紹介では、北海道立総合研究機構から昨年度の北海道農業試験会議(成績会議)採択課題、北農研から過年度の成果情報および農研機構農村工学研究部門等が開発した遠隔圃場水管理システムについて説明しました。
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開会挨拶を行なう北農研所長 | アドバイザリーボード、水田作推進部会の様子 |
北農研は農研機構の北海道地域の農業試験研究におけるハブ機能を担っており、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
「平成29年度農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(畑作)」を開催
開催日時
平成29年7月14日 (金曜日) 13時30分~15時30分
開催場所
鹿追町農業協同組合会議室
内容
北農研の畑作研究分野としてのアドバイザリーボードは、酪農研究分野との合同開催を含め昨年度から3回目の開催となります。今回は革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)の「寒地大規模畑作の経営体を支援する省力技術やICTを活用した精密農業」の現地検討会が実施されるのに合わせて行われました。アドバイザリーボード会議に先立ち平成29年7月13日(木曜日)午後鹿追町民ホールにおいて経営体強化プロ講演会「寒地畑作を支援するICT を活用した農業技術の発展方向」、14日(金曜日)午前鹿追町農業協同組合野菜センターにおいて経営体強化プロに関わる見学展示会が行われ、委員の方にも出席いただきました。
アドバイザリーボード会議では、前回委員から提案された主要なニーズへの対応とプロジェクトの成果等について意見交換を行いました。ICT活用の背景は人手不足であることを再確認しながら、カボチャ収穫機とバレイショ畦間除草についてニーズの再整理があり、課題の深掘りができました。また、自動操舵については可変施肥との組み合わせ等による費用対効果の解明や複数の手法で取得したデータの重ね合わせと応用などの要望が出されました。品種育成については栽培・機械体系に向いた品種の開発の要望がありました。
北農研所長から品種のパフォーマンスを最大化する栽培技術の開発も農研機構の中長期目標であること等を説明いたしました。今回新たに提案されたニーズの内容は、北農研の中長期的な研究方針の立案に役立てていきます。
アドバイザリーボードの様子
「平成29年度農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作・酪農)」を開催
開催日時
<水田作> 平成29年7月4日 (火曜日) 12時30分~14時30分
<酪農> 平成29年8月31日 (木曜日) 12時30分~14時30分
開催場所
<水田作> 岩見沢市コミュニティプラザ
<酪農> 旭川グランドホテル
内容
北農研は、平成29年7月4日(火曜日)に岩見沢市コミュニティプラザにて「平成29年度第1回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(水田作)」を、また、平成29年8月31日(木曜日)に旭川グランドホテルにて「平成29年度第3回農研機構北海道農業研究センターアドバイザリーボード(酪農)」を開催しました。アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きし、ニーズとして集約して今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
北農研の水田作研究分野としてのアドバイザリーボードは昨年度開催を加えると今回は2回目で、革新的技術開発・緊急展開事業「栽培・作業・情報技術の融合と高収益作物の導入による寒地大規模水田営農基盤の強化」の現地視察会の機会に合わせての開催とし、北農研が実証試験を行っている岩見沢市、栗山町の現地試験圃場を視察いただきました。平成28年度のアドバイザリーボードで集約したニーズへの対応状況と北農研の水稲の省力低コスト栽培に関する研究成果を紹介した後、現地視察を踏まえての意見交換を行いました。
委員からは、乾田直播栽培で問題となっている出芽直前の除草剤散布時期の最適化、良食味の直播用品種の育成、自動操舵田植機や水稲疎植栽培技術導入のメリットの提示など、水稲の省力低コスト栽培技術導入に必要な技術開発や開発した技術を普及するための方策について、生産現場等でご活躍されている立場からの貴重な意見や要望が多く出されました。
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現地実証圃場(自動操舵田植機)の視察 | アドバイザリーボード意見交換の様子 |
つづいて、北農研の酪農研究分野としてのアドバイザリーボードは、昨年度から3回目の開催になります。アドバイザリーボードは、8月30日の革新的技術開発・緊急展開事業「道産トウモロコシの安定供給に基づく高付加価値畜産物の開発(道産飼料)」の現地検討会(美瑛町)および31日午前中の「北海道酪農・畜産研究ネットワーク会議」(旭川市)に引き続いて開催されました。委員には、これら現地検討会と研究ネットワーク会議にもご出席いただき、「道産飼料」のトウモロコシ実証圃場やTMRセンター等の視察のほか研究ネットワークから応募採択された5課題についての紹介・意見交換にもご参加いただきました。さらにアドバイザリーボードでは、昨年、委員から指摘の多かった家畜排泄物処理問題について北農研の研究員から話題提供を行い、北農研が推進する研究内容や農業現場の相互理解を深めました。
委員からは、家畜排泄物処理に関連して耕種農家で利用しやすい堆肥の製造技術やバイオガスプラントの消化液処理の課題、さらには酪農・畜産の6次産業化の推進や搾乳ロボット導入の際の飼養管理技術について多くの意見、要望が出されました。
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TMRセンター「ジェネシスびえい」の視察 | アドバイザリーボード意見交換の様子 |
水田作、酪農のアドバイザリーボードで今回新たに提案されたニーズの内容は、北農研の中長期的な研究方針の立案に役立てます。北農研は北海道地域の農業試験研究におけるハブ機能を担っており、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
「平成28年度第4回アドバイザリーボード(委員会)」を開催
開催日時
平成29年2月2日 (木曜日) 13時15分~15時15分
開催場所
北海道農業研究センター 大会議室
内容
北農研は平成29年2月2日(木曜日)、畑作研究分野と酪農研究分野の合同による「平成28年度第4回アドバイザリーボード」を開催しました。
前日に水田作研究分野を対象として開催された「平成28年度第3回アドバイザリーボード」に引き続いての開催でした。
アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きしてニーズとして集約し、今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
今年度は7月に畑作研究分野、9月に酪農研究分野で各1回のアドバイザリーボードを開催しましたが、今回は、耕畜連携やICT活用など、畑作と酪農の両分野に共通する課題を検討するための合同開催としました。
これまでに集約したニーズ・意見の対応方針や、新たなニーズの掘り起こしを行なうとともに、分野を超えた連携の重要性について、活発な議論が行なわれました。
アドバイザリーボードの様子
北農研は、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
「平成28年度第3回アドバイザリーボード(委員会)(水田作研究分野)」を開催
開催日時
平成29年2月1日 (水曜日) 13時10分~15時50分
開催場所
北海道農業研究センター 大会議室
内容
北農研は平成29年2月1日(水曜日)、水田作研究分野を対象として「平成28年度第3回アドバイザリーボード」を開催しました。
アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きしてニーズとして集約し、今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
今回は、水田作研究分野での第1回目の開催で、水田作営農(土地利用型作目)における大規模化や大規模生産法人における業務効率化に向けた技術開発、実需・流通に関するニーズが出され、活発な意見交換が行なわれました。
昨年7月開催の畑作研究分野、9月開催の酪農研究分野に続き、第3回目のアドバイザリーボード開催となりました。
アドバイザリーボードの様子
北農研は、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
「平成28年度第2回アドバイザリーボード(委員会)(酪農研究分野)」を開催
開催日時
平成28年9月13日 (火曜日) 9時30分~12時15分
開催場所
北海道農業研究センター 新会議室
内容
北農研は、平成28年9月13日(火曜日)に「平成28年度アドバイザリーボード(酪農研究分野)」を開催しました。
アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きし、ニーズとして集約して今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
今回は、酪農研究分野での第1回目の開催で、北農研としては本年7月7日に開催した畑作研究分野に続き、第2回目のアドバイザリーボード開催となります。
北農研の総合畜舎(乳牛の飼養試験)の視察
アドバイザリーボード意見交換の様子
北農研は北海道地域の農業試験研究におけるハブ機能を担っており、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。
「平成28年度第1回北海道農業研究センターアドバイザリーボード(委員会)(畑作研究分野)」を開催
開催日時
平成28年7月7日 (木曜日) 11時00分~12時30分
開催場所
北海道農業研究センター芽室研究拠点 大会議室
内容
北農研は、平成28年7月7日(水曜日)、芽室研究拠点において畑作研究分野に係る「平成28年度第1回アドバイザリーボード(委員会)」を開催しました。
アドバイザリーボードでは、農業者、実需者などから農業現場や地域における課題、要望を直接お聞きし、ニーズとして集約して今後の研究方針に活かしていくことを目的としています。
委員からは、大規模化に対応して収益性向上を図るための技術開発、病害虫抵抗性をもつ品種の開発、マーケットを意識した農産物生産技術など、生産現場でご活躍されている立場からの貴重な意見や要望が多く出されました。
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開会挨拶を行なう北農研所長 | アドバイザリーボードの様子 |
北農研は北海道地域の農業試験研究におけるハブ機能を担っており、アドバイザリーボードなどの仕組みを通じて、これまで以上に生産現場のニーズに直結した研究開発を推進し、また、開発した研究成果の普及を加速化させ、北海道地域農業の発展に寄与していきます。