Q1.センターの一番の自慢はなんですか?(10さいからの質問)
サツマイモの「べにはるか」やイチゴの「恋みのり」など、全国的にも有名ですぐれた品種、暑い夏でも品質が下がらないお米の品種や栽培方法、牛が喜んで食べる牧草を楽にたくさん作る方法など、たくさんの役に立つ品種や技術を生み出したことが自慢だよ。また、九州・沖縄の農業をより良くしようと、センターの職員が一丸となって頑張って仕事をしていることも自慢だよ。
【答えてくれた人】お仕事にくわしい人
Q2.どんな仕事をしているの?(5さいからの質問)
今よりおいしくするため、今より楽にたくさんとれるようにするために、作物の新しい品種や栽培方法、牛の育て方などの研究をしているよ。そのような研究をするのは研究者だけど、それを支えるためにお金の管理をしたり、育てている作物や飼っている牛さんの面倒を見たり、実験のお手伝いをする職員もいるよ。
【答えてくれた人】お仕事にくわしい人
Q3. 動物はいるの?(5さいからの質問)

牛さんと羊さんがいるよ。牛さんは黒毛和種という種類で、全身に真っ黒な毛が生えていて、みんながお肉として食べている牛さんだよ。日本生まれの品種で、とても高級なお肉になるんだ。

羊さんはサフォーク種という種類で、もともとはイギリス生まれの品種だよ。
顔と足の一部には毛がなくて真っ黒。
「羊のショーン」って言えばわかるかな?日本では50年以上前にオーストラリアからつれてきたのが始まりなんだって。
【答えてくれた人】牛にくわしい研究者
Q4.どんな動物がいるの?牛は何頭いるの? (7さいからの質問)
牛さんと羊さんがいるよ。
今、牛さんは63頭、羊さんは4頭いるよ。
【答えてくれた人】牛にくわしい研究者
Q5.九州沖縄農業研究センター(熊本県合志市)には桜は何本さいていますか? (10さいからの質問)

歩いて数えてみたら、全部で191本あったよ。
ソメイヨシノとヤマザクラが多いけど、国道387号線沿いにはヨコハマヒザクラという濃いピンク色の花の桜もあるよ!
【答えてくれた人】お仕事にくわしい人
Q6.いちごが大好きです。赤と白とピンク色はあるとききましたが、ほかの色のいちごはありますか。
むらさき色が好きだからむらさき色のいちごが見てみたいです。
(8さいからの質問)
白があるのを知っているのはすごいね。残念だけど、赤やピンクや、多少色の濃い品種や薄い品種はあるけど、むらさき色の品種はないんだ。でもむらさき色のいちごができたらきれいだろうね。むらさき色のサツマイモは人気があるから、もしむらさき色のいちごができたらみんな喜んで食べてくれるかもしれないね。 ブルーベリーは「ベリー」がついていて、色もむささき色だけど、いちご(英語でストロベリー)とは違う仲間の植物なんだ。
【答えてくれた人】イチゴにくわしい研究者
Q7.「なろりん」についての本はあるの(なろりん大好きです) (7さいからの質問)

残念ながら本はないけど、なろりんが農研機構の全国の研究所に行って紹介している「なろりんブログ」があるのでぜひ読んでみてね!
それと、なろりんのペーパークラフトもあるよ。ダウンロードしておうちの人と一緒に遊んでみてね!
・なろりんブログ
https://www.naro.affrc.go.jp/diversity/narorin/blog/index.html
・なろりんのペーパークラフト
https://www.naro.affrc.go.jp/diversity/narorin/files/narorin_papercraft.pdf
【答えてくれた人】なろりんにくわしい人
Q8.どうやっていろいろなミカンをつくっているの(5さいからの質問)
みんなが一番よく知っているウンシュウミカンには種がないけど、そのほかの多くのミカンを食べると種が入っているよね。その種をまいて木に育てると、やがて元のミカン(食べたミカン)とは少し違ったミカンの実がなります。たくさんの種をまくと、その数だけ少しずつちがうミカンの種類が増えていきます(兄弟同士で顔が少し違うのと同じです)。
ただ、そのミカンはおいしい物ばかりではないので、みんなに食べて欲しいなと思うようなおいしいミカンや「これは変わっているなぁ」というミカンを選んで残していきます。そうして、この選ばれたミカンが新しいミカン(新品種)として農家さんが作るようになります。

新しいミカンを作っている研究員は、「こんなミカンがあればいいな」と考えて、種を取るミカンの種類などを選んでいます。ちなみに、種のほとんどないウンシュウミカンも、人の手で花粉をつけてやると種を取ることができるよ。
【答えてくれた人】ミカンにくわしい研究者