食品研究部門

品質保持グループ

近年、食品分野では高品質化や安全性の確保に加え、フードロス削減や持続可能性への対応が強く求められています。特に青果物は収穫後も生理活動を続けるため、輸送や貯蔵の過程で品質低下や損傷が生じやすく、流通段階でのロス削減が重要な課題となっています。品質保持グループでは、収穫後から消費に至るフードサプライチェーン全体を対象として、青果物の品質保持技術の開発に取り組んでいます。具体的には、温度・湿度・ガス環境・振動などの環境要因が品質に及ぼす影響を解析し、最適な貯蔵条件の解明や輸送環境の評価、新たな貯蔵・輸送技術の開発を進めています。これらの研究成果を実際の流通現場へ展開することで、フードロスの削減や安定供給の実現に貢献するとともに、食料安全保障の強化および青果物の輸出促進への寄与を目指しています。

3次元振動試験機
恒温恒ガスコントロール試験室

メンバー