疫学グループでは、家畜および野生動物を対象として、感染症の流行動態や伝播リスクの解明、ならびに防疫対策の有効性の評価に関する研究を行っています。高病原性鳥インフルエンザについては、家きん・野鳥の流行データと地理情報を活用した感染リスクマップの構築や、野外調査による家きん農場における伝播リスク要因の解明に取り組んでいます。豚熱については、野生イノシシにおける流行動態の解析に加え、ウイルスの全ゲノム情報を用いた感染拡大や伝播経路の解析、発生農場におけるリスク要因の分析を実施しています。また、口蹄疫やヨーネ病などを対象にシミュレーションモデルを用いた感染拡大や防疫対策の評価に取り組むとともに、全国規模の牛の移動データを活用した流行リスクの評価も行っています。さらに、農林水産省と連携して、各都道府県で実施されているサーベイランスの結果を収集・解析し、その成果を家畜衛生関係者をはじめとする関係機関に還元しています。

メンバー
- 山本 健久 (やまもと たけひさ) (グループ長)
- 早山 陽子 (はやま ようこ)
- 礒村 開 (いそむら かい)
- 山口 英美 (やまぐち えみ)
- 鎌田 柚 (かまた ゆず)
- 松山 亮太 (まつやま りょうた)