遺伝子組換え生物やその収穫物などの取り扱いは、実験室での実験に始まり、野外での遺伝子組換え作物の栽培はもちろん、食品や飼料として扱うなど、様々な場面があります。
それぞれにおいて、その扱い方や安全性評価は法律などで決められており、研究機関や企業はルールに従って、日々活動をしています。
遺伝子組換え農作物や遺伝子組換えカイコについては、右図のようなしくみで安全性が担保されています。なお、医薬品として利用する遺伝子組換え作物やそこから抽出した医薬品成分については、薬事法による安全性評価が必要になりますので、右図の限りではありません。
(参考)
我が国における安全性評価の仕組み(農林水産省ウェブサイトに移動します。)
生物多様性への影響評価に関する法律等
- 【法律】
- 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(通称:カルタヘナ法)
法律全文(総務省e-Govに移動します。) - 【政令】
- 主務大臣を定める政令 (総務省e-Govに移動します。)
- 手数料の額を定める政令(総務省e-Govに移動します。)
- 【省令】
- 施行規則 (総務省e-Govに移動します。)
- 研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令 (総務省e-Govに移動します。)
- 遺伝子組換え生物等の第二種使用等のうち産業上の使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令 (総務省e-Govに移動します。)
- 【告示】
- 法律第三条の規定に基づく基本的事項[PDF:153KB]
- 遺伝子組換え生物等の第一種使用等による生物多様性影響評価実施要領[PDF:15.7KB]
(参考)
生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書(カルタヘナ議定書) (外務省ウェブサイトに移動します。)
食品としての安全性評価に関する法律など
- 【法律】
- 食品衛生法 (総務省e-Govに移動します。)
- 【告示】
- 食品、添加物の規格基準の一部改正(厚生労働省ウェブサイトに移動します。)
- 組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続[PDF:113KB]
(参考) 食品安全委員会における安全性評価基準
- 遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価基準[PDF:107KB]
- 遺伝子組換え植物の掛け合わせについての安全性評価の考え方[PDF:17.5KB]
- 遺伝子組換え植物の掛け合わせ品種の取扱いについて[PDF:107KB]
飼料としての安全性評価に関する法律
- 【法律】
- 飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(飼料安全法) (総務省e-Govに移動します。)
(参考) 食品安全委員会における安全性評価基準
遺伝子組換え飼料及び飼料添加物の安全性評価の考え方[PDF:12.2KB]