生物機能利用研究部門

遺伝子組換え関連情報

農研機構 生物機能利用研究部門では、農業をベースにし、農業分野のみならず、医療分野をはじめ異分野と融合した新産業・新需要を作り出し、農業の振興に貢献することを目的として、遺伝子組換え技術等のバイオテクノロジーを利用した、これまでにない機能を持った農作物、昆虫および家畜の開発を行っています。

研究者に対する実用化を目指した組換え生物の第一種使用等(*)のための手続きの支援や、遺伝子組換え研究に対する社会の理解促進のためのコミュニケーション活動を、遺伝子組換え研究推進室が行っています。

(*第一種使用等:カルタへナ法上、遺伝子組換え生物の拡散防止措置を取らずに取り扱うこと。植物の野外試験栽培などが該当します。)

このサイトでは、生物機能利用研究部門が行っているバイオテクノロジー研究や市民向けのコミュニケーション活動を紹介します。また、遺伝子組換え農作物や食品に関する一般的な情報を、科学的かつ客観的な視点から多くの消費者のみなさんに向けて発信します。

多くのみなさんに遺伝子組換え技術をより身近に感じ、遺伝子組換え研究について知っていただければ幸いです 。

遺伝子組換えについて

遺伝子組換え農作物や食品などに関する様々な情報を紹介します。

  • 遺伝子組換え農作物の利用状況
    遺伝子組換え農作物の栽培状況や、日本での穀物・油糧穀物の輸入状況などのデータを紹介しています。
  • 遺伝子組換えの関連法令

    実験段階から実用化まで、遺伝子組換え生物を扱うには「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称:カルタヘナ法)に則る必要があります。日本国内における法律、規則、省令等を紹介しています。

遺伝子組換え実験に係る情報提供

遺伝子組換え作物および遺伝子組換えカイコの第一種使用等に係る情報提供として、説明会のご案内、生育状況、実験計画書の公表などを行っています。

コミュニケーション活動

非専門家の方向けに、遺伝子組換え技術について興味を持っていただいたり、理解を深めたりしていただくための活動をしています。遺伝子組換え農作物や食品に関するイベント、サイエンスカフェ、出前授業、意見交換会などを通して、情報提供やコミュニケーションに努めています。