生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

群馬県蚕糸技術センターの隔離飼育区画における遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(粉砕処理、収繭)

平成28年4月7日(木曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月21日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)と、平成28年6月6日(月曜日)に飼育実験計画書を公表し、6月30日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)について、7月15日(金曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による飼育を開始し、8月3日(水曜日)~8月8日(月曜日)に収繭しました。なお、飼育残渣の粉砕処理は、7月29日(金曜日)~8月2日(火曜日)に実施しました。
飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※1_第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用


(飼育残渣は残渣処理室に収容します。)

(飼育残渣の粉砕機による粉砕処理の様子)

粉砕した飼育残渣は、
隔離飼育区画外に搬出して堆肥にします。

(収繭のため天井から吊していた回転蔟を降ろします。)

回転蔟(まぶし)の枠からボール蔟を取り外して選繭する様子

繭かき機での収繭・毛羽取りの様子
(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)

収繭・毛羽取り後の繭の様子
(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)