平成28年4月7日(木曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月21日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)と、平成28年6月6日(月曜日)に飼育実験計画書を公表し、6月30日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)について、10月6日(木曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による飼育を開始し、10月20日(木曜日)に上蔟(※2)しました。飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。
※1 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用
※2 上蔟(じょうぞく):カイコの幼虫にマユを作らせるために、蔟(まぶし)と呼ばれる器具に移すこと。
プレハブ蚕室の緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ(熟蚕)
集めた熟蚕を回転蔟に移し、天井から吊して繭を作らせます。
繭を作り始めた緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ(パイプハウス蚕室)
粉砕機による飼育残渣の粉砕(残渣処理室)