生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

群馬県蚕糸技術センターの隔離飼育区画における遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(飼育経過;10月26日時点)(収繭)

平成28年4月7日(木曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月21日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)と、平成28年6月6日(月曜日)に飼育実験計画書を公表し、6月30日(木曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)について、10月6日(木曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による飼育を開始し、10月26日(水曜日)に蔟(※2)から繭を収穫しました。飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※1 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2 蔟(まぶし):カイコに繭を作らせるための器具。ここでは、一般的な養蚕農家と同じように、格子状に区切られたボール紙製の蔟を用いている。


回転蔟の緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ繭


回転蔟の非遺伝子組換えカイコ繭


回転蔟の枠からボール蔟を取り外して選繭


繭かき機での収繭・毛羽取り
(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ繭)