生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

平成29年度遺伝子組換えカイコ(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(上蔟;3回目飼育) (群馬県蚕糸技術センター_隔離飼育区画)

平成29年3月28日(火曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月19日(水曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(青色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)について、9月13日(水曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による今年度3回目の飼育を開始しましたが、9月27日(水曜日)に上蔟(※2)を開始しました。9月28日(木曜日)現在の飼育状況をお知らせします。

飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

(※1)第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用等

(※2)上蔟(じょうぞく):カイコの幼虫に繭を作らせるために、蔟(まぶし)と呼ばれる器具に移すこと。


集めた熟蚕を回転蔟に移す様子(パイプハウス蚕室の高染色性絹糸生産カイコ)


回転蔟は天井から吊して繭を作らせます


飼育残渣は残渣処理室に運搬して収容


プレハブ蚕室の橙色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ(上蔟は9/27)