生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

平成30年度遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(収繭)
(農研機構大わし事業場隔離飼育区画)

平成30年3月27日(火曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月17日(火曜日)に説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ)について、5月14日(月曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による飼育を開始し、6月1日(金曜日)に蔟(※2)から繭を収穫しました。飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※1 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2 蔟(まぶし):カイコの幼虫に繭を作らせるための器具。ここでは、一般的な養蚕農家と同じように、格子状に区切られたボール紙製の蔟とその枠からなる回転蔟を用いている。


回転蔟に作られた繭

光に透かして不良の繭を除去

機械で蔟から繭を回収

収穫した繭