生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

平成30年度遺伝子組換えイネ(スギ花粉ポリペプチド含有イネ)の生育状況(播種) (農研機構観音台第3事業場隔離ほ場)

平成30年2月27日(火曜日)に栽培実験計画書を公表し、3月20日(火曜日)に説明会を開催した遺伝子組換えイネ(スギ花粉ポリペプチド含有イネ)について、5月25日(金曜日)(※1)に観音台第3事業場隔離ほ場において、種子を搬入して第一種使用等(※2)による栽培を開始し、同日に育苗箱に土を入れて種蒔き作業を行いました。種蒔きをした育苗箱は、殺菌剤の散布と散水をした後に育苗器による育苗を開始しました。

なお、水田への移植(田植え)は、6月19日(火曜日)に観音台第3事業場隔離ほ場内水田において実施する予定です。栽培実験の詳細は栽培実験計画書をご覧下さい。

※1 当初予定は5月18日(金曜日)でしたが、種子の準備状況の遅れにより播種を1週間遅らせました。

※2 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用


種子を運搬する際の密閉容器

育苗箱への種蒔き作業の様子

種蒔き後に土を被せる作業の様子

殺菌剤の散布の様子

種取のために系統ごとに分けて育苗をする分です。

育苗器で1~2日位、苗を育てます。