生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和3年度 広範な病害抵抗性イネの生育状況(田植えの様子 5月31日)
(観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場)

農研機構における令和3年度の広範な病害抵抗性イネの栽培実験に関して、令和3年3月26日(金曜日)に栽培実験計画書を公表し、4月21日(水曜日)に開催した説明会にて栽培実験計画を説明しました。

5月31日に観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場にて、広範な病害抵抗性イネの苗の水田へ移植(田植え、枠水田A)および播種(畑ほ場2)を行い、第一種使用等*による栽培を開始しました。
栽培実験の詳細に関しては、栽培実験計画書をご覧ください。

なお、枠水田や畑の播種した部分を囲むように設置した青いネットは、防鳥網です。今回の田植え・播種を行う前に設置しました。

* 第一種使用等 : 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

苗の隔離ほ場内への搬入の様子
苗は密閉容器に入れて搬入しました
田植えの様子(枠水田A)
田植え後の枠水田Aの全景
種子は系統ごとに分けた袋をビニル袋に密閉して搬入しました
播種の様子
播種後の畑ほ場2の全景