生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和3年度 ノボキニン蓄積イネ及びスギ花粉ペプチド含有イネの生育状況(8月10日) (観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場)

令和3年8月10日(火曜日)の、観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場の枠水田Bにおけるノボキニン蓄積イネ及びスギ花粉ペプチド含有イネの生育状況をお知らせします。

ノボキニン蓄積イネ及びスギ花粉ペプチド含有イネの出穂、開花が始まりました。これらの遺伝子組換えイネの花粉が事業場外に飛散していないことを確認するためモニタリングポットを設置、モニタリングポットで栽培しているモチイネも開花が始まりました。(配置場所は下図参照)

ノボキニン蓄積イネ及びスギ花粉ペプチド含有イネは、令和3年度は農研機構の観音台地区内3か所の隔離ほ場で栽培実験を行います。そのうち、観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場の枠水田Bには6月3日(木曜日)に田植えを行い、第一種使用等*による栽培を開始しました。栽培実験の詳細は、栽培実験計画書をご覧ください。

* 第一種使用等 : 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

ノボキニン蓄積イネ栽培区画の様子
スギ花粉ペプチド含有イネ栽培区画の様子
枠水田B全体の様子
モニタリングポット2の様子
ノボキニン蓄積イネ・スギ花粉ペプチド含有イネのモニタリングポット設置場所
(栽培実験計画書より)