生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和3年度 広範な病害抵抗性イネの生育状況(収穫の様子、10月5日) (観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場)

令和3年10月5日(火曜日)、広範な病害抵抗性イネの生育状況の収穫(稲刈り)を行いました。

広範な病害抵抗性イネは、5月31日(月曜日)に観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場の枠水田Aにて田植えを、畑ほ場2にて播種をそれぞれ行い、第一種使用等*による栽培を開始しました。
一株ずつ手刈りした後、ラベルを付けていきました。収穫したイネは、この後、隔離ほ場内の調査実験棟にて乾燥し、収量調査等に用いる予定です。
枠水田内に残った株は、不活化のために鋤き込みました(10月8日(金曜日))。後日、防鳥網を撤去する予定です。

なお、畑ほ場2での栽培は8月3日(火曜日)に終了しました
栽培実験の詳細は、栽培実験計画書をご覧ください。

* 第一種使用等 : 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

稲刈り前の枠水田A全体の様子
枠水田Aのイネの様子
稲刈りの様子
ラベルを付けているの様子
稲刈り後の枠水田Aの様子
稲刈り後の枠水田A全体の様子
8月3日に栽培が終了した畑ほ場2の様子