果樹茶業研究部門

令和元年度関東東海北陸・近畿中国四国農業試験研究推進会議合同茶業部会 現地研究会 開催要領

関東東海北陸・近畿中国四国農業試験研究推進会議合同茶業部会
部会長 農研機構果樹茶業研究部門 茶業研究監 角川 修

1.趣旨

近年の茶業を取り巻く状況として、生産面においては1戸当たりの平均栽培面積の増加、需要の低迷があげられる。平均栽培面積の増加は、地域の中核的な担い手生産者への集積や企業的な経営体の増加などによるものと考えられる。一方、従来の主力商品であるリーフ茶の需要は減退傾向が続いていることから、茶の魅力を消費者へ発信していく必要がある。
そこで研究会では、規模拡大における技術的な課題について情報交換を行い、今後の茶業研究の参考とする。また現地検討会では、消費者を産地、生産者のもとへ呼び込み、産地から茶の魅力を消費者へ発信してPRしている生産者の取り組みについて現地事例を視察検討する。

2.日時

令和元年9月4日(水曜日) 13:00 ~ 5日(木曜日) 12:30

3.開催場所

  • 研究会(4日 13:00 ~ 17:00)
    神奈川県藤沢合同庁舎 大会議室(神奈川県藤沢市鵠沼石上2-7-1)
  • 現地検討会(5日 8:30 ~ 12:30)
    (1)茶来未(神奈川県藤沢市)
    (2)わさびや茶園(神奈川県秦野市)

4.検討事項

  • 研究会(4日 13:00 ~ 17:00)
    (1)テーマ「規模拡大における技術的な課題」
    (2)挨拶・情勢報告・話題提供(13:00 ~ 15:00)
    1)関東東海北陸地域における大規模経営の現状と課題
    農研機構中央農業研究センター 大下 泰生氏
    2)「地域密着」の強みを生かして農業ビジネス参入
    首都圏アグリファーム株式会社 水本 達也氏
    (3)各府県の現状と問題点および総合討議(15:15 ~ 17:15)
  • 現地検討会(5日 8:30~12:30、貸切バス)
    (1)集合場所・発車時刻:藤沢駅(JR)・8:30
    (2)現地検討
    1)茶来未(神奈川県藤沢市)
    2)わさびや茶園(神奈川県秦野市)
    (3)降車場所・時刻:秦野駅(小田急)・12:30

5.参集範囲

関東東海北陸地域各都県行政・試験研究機関、近畿中国四国地域各府県行政・試験研究機関、農林水産省生産局、農林水産技術会議事務局、地方農政局、農研機構中央農業研究センター、農研機構西日本農業研究センター、農研機構果樹茶業研究部門、その他部会長が必要と認めた者

6.参加申し込み

参加を希望される方は、別紙の参加申込書【XLSX:16KB】にて8月8日(木曜日)までにメールでお申し込みください。

7.事務局

農研機構果樹茶業研究部門 茶業連携調整役 荒木 琢也
TEL:0547-45-4105 e-mail:cha-genchiken@ml.affrc.go.jp

8.その他

資料提出、その他の詳細については、別途事務局から連絡する。