果樹茶業研究部門

令和元年度果樹茶業研究会 果樹バイテク研究会 開催要領

運営責任者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
果樹茶業研究部門 品種育成研究領域長 別所 英男

1. 開催趣旨

近年、新品種開発における国際競争力の強化に向けて、生物情報ビッグデータとAI技術を融合したスマート育種の実用化に向けた取り組みが進められています。果樹の分野では、優れた育種素材を活用した交雑育種により世界でトップクラスの新品種開発力を有していますが、現在のブランド力を維持・発展させるためには、新たな育種技術の確立に必要な研究基盤を戦略的に構築し、既存の育種技術と融合する必要があります。
本年度の果樹バイテク研究会は、農研機構果樹茶業研究部門と和歌山県果樹試験場の共催により、和歌山県において開催します。和歌山県は気候が温暖で日照時間が長く、県内を流れる紀の川、有田川等の河川流域に散在する耕地と中山間地の多い地域特性を活かし、カンキツ、カキ、ウメ、モモなどの果樹栽培面積は県内農作物作付面積の60%を超え、果樹の農業産出額は国内のトップクラスに位置しています。地域農業の振興と農業所得の向上に向けて、和歌山県産農産物のブランド化や地域特産品の生産振興・産地支援、直販野菜の生産拡大などに取り組んでいます。研究会では、カンキツや核果類を中心に近年の新品種育成、カンキツのゲノムデータベース等の研究基盤を活用したDNAマーカーの開発や品種識別技術の確立による育成品種の権利保護に向けた取り組みなどについて情報発信いたします。全国から幅広い分野の皆様のご参加をお待ちしています。

2. 日時

令和元年10月9日(水曜日) 13:00~15:40(研究会:第1部/開会挨拶・講演)
16:00~17:30(研究会:第2部/ポスターセッション)
10月10日(木曜日)8:30~14:00(現地検討会)

3. 会場

  • 研究会(1日目午後)
    和歌山県JAビル 和ホールABC
    〒640-8331 和歌山県和歌山市美園町5-1-1
    TEL: 073-488-5641 FAX: 0736-426-5320 http://www.wakayamaken-jabill.jp/
  • 現地検討会(2日目)
    和歌山県果樹試験場(〒643-0022 和歌山県有田郡有田川町奥751-1)
    TEL:0737-52-4320
    JAありだAQ中央選果場(〒643-0022 和歌山県有田郡有田川町大字奥267-1)
    TEL:0737-53-1900

4. 主催

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門
和歌山県果樹試験場

5. 内容

別紙1のプログラム[PDF:130.1KB]を参照のこと。

6. 参集範囲

果樹関係行政機関、国立研究開発法人、公設試験研究機関、学識経験者、カンキツ研究ネットワークを構成する者、カンキツ新技術・新品種研修受講者、JA等関係者、マスコミ関係者等

7. 参加申込

参加を希望される方は、別紙の参加・発表申込書[XLS:41KB]にて 9月25日(水曜日)までにメールまたはFAXでお申込み下さい。ポスター発表の申込締切は、9月6日(金曜日)です。ポスター発表につきましては、受付数が20課題に達し次第、受付を終了しますのであらかじめご了承下さい。

8. 定員

100名(研究会)、50名(現地検討会)

9. 参加費

無料

10. 問い合わせ先

プログラムについて

農研機構果樹茶業研究部門 カンキツ研究領域 島田 武彦 TEL:054-369-7108
和歌山県果樹試験場栽培部長 中地 克之 TEL:0737-52-4320

参加申込について

農研機構果樹茶業研究部門 企画管理部企画連携室果樹連携調整役 大﨑 秀樹
TEL:029-838-6451 FAX:029-838-6440 E-mail:kikaku-fruit05@naro.affrc.go.jp