1. 趣旨
昨年10月1日より「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(スマート農業技術活用促進法)」が施行され、基幹的農業従事者が今後20年間で約1/4にまで減少するとの予測への危機感を背景に、ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した省力化・精密化や高品質生産等の実現を目指すこととなった。果樹、特にカンキツでは水稲等ほど栽培管理を定型化できないこともあってスマート農業の導入が進んでいないが、少子高齢化による人手不足は早晩解消される見込みはなく、産地を維持するためにはスマート農業技術の開発と導入に努める必要がある。そこで、本年度の常緑果樹研究会では「カンキツにおけるスマート農業の開発と展望」をテーマに取り組むべき課題について検討をおこなう。
栽培分科会では「NARO S.マルチの普及に向けた取り組み」をテーマに果実の高糖度化技術を紹介いただき、今後の技術展開について議論する。
2. 日時
令和7年8月27日(水曜日)13時00分~17時00分(全体会議)
8月28日(木曜日) 9時00分~12時00分(栽培分科会)
注1) 8月28日(木曜日)には、系統適応性検定試験成績検討会(常緑果樹)を併行して開催する。なお、系統適応性検定試験成績検討会は非公開で、試験担当者等の関係者のみが出席可能。
注2) 詳細は別紙1【PDF:156KB】の進行予定表のとおり。
3. 場所
静岡県男女共同参画センター あざれあhttp://www.azarea-navi.jp/
〒422-8063 静岡市駿河区馬渕1丁目17-1TEL : 054-255-8440
4. 主催
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門
5. 内容
別紙2【PDF:210KB】のプログラムを参照のこと。
6. 参集範囲
果樹関係行政機関、国立研究開発法人、公設試験研究機関、学識経験者、カンキツ研究ネットワークを構成する者、カンキツ新技術・新品種研修受講者、JA等関係者、マスコミ関係者等
7. 参加申込方法
下記URLから令和7年7月25日(金曜日)までに申し込んで下さい。
申込先のURL
URL : https://forms.office.com/r/Q6nMFm3BZf
8. 問合せ先
農研機構果樹茶業研究部門カンキツ研究領域
常緑果樹研究会・系適会議事務局
E-mail : jyouryoku_kajyu@naro.affrc.go.jp
TEL : 054-369-7100