ブドウ・カキ育種グループは、高品質で栽培しやすいブドウ・カキ新品種の育成、遺伝資源を活用した育種素材の開発、重要形質の遺伝機構の解明に基づくDNAマーカー選抜技術の開発などに取り組んでいます。これまでにブドウ「シャインマスカット」やカキ「太秋」に加え、最近では極大粒で着色性に優れるブドウ「グロースクローネ」、皮ごと食べられる赤色ブドウ「サニーハート」、外観が良好な完全甘ガキ「麗玉」、日持ち性に優れる完全甘ガキ「つきまる」などを育成してきました。担い手の減少や温暖化の進行による生産力低下が懸念される中、今後もDNAマーカー選抜などの最新技術を積極的に開発・活用し、高温条件下でも安定して着色するブドウ品種や、早生や高収量の完全甘ガキ品種の育成を進めます。さらに育成したブドウ・カキ新品種の特性を最大限に活かしたSOP(標準作業手順書)の整備などを通して、国内供給の確保と輸出拡大を両立を図り、生産力強化へ貢献します。

