畜産研究部門

日本飼養標準・豚(2013年版)について

家畜・家禽の飼養標準は家畜等の成長過程・生産量に応じた適正な養分要求量を示したものであり、わが国における家畜飼養の基本となるものです。そのため、行政、普及、教育等の分野で幅広く活用されています。

飼養標準のうち豚に関しましては、当機構において2012年より改訂作業を行ってまいりましたが、この度、改訂作業が終わり、2013年版として公表いたしました。

2013年版では、エネルギーおよびアミノ酸要求量は2005年版の考え方を踏襲いたしました。2011年度に新しい「家畜伝染病予防法」が施行されたことへ対応するために、「疾病と栄養の関係」の解説を強化しました。また、飼料の公定規格に関する解説を加え、環境負荷低減型配合飼料の規格について、わかりやすく解説しています。

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