イネ科
- 和名:ノスズメノテッポウ
- 学名:Alopecurus myosuroides Huds.
- 英名:blackgrass、slender foxtail
- 原産地:ヨーロッパ～西アジア
- 生息地:温帯
- 地域:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカ
形態的特徴
- 根:ひげ状につく
- 茎:そう生、下部が節で曲がり、やや匍匐、上部が直立、20～30cm
- 葉:葉身は無毛、緑色～紫色を帯びる、葉舌は膜状、2～5mm
- 花:花序は直立、円柱形で2～12cm、小穂を密生、小穂は4.5～7mm、1小花からなる
- 果:穎果、3mm、卵形で扁平
- 備考:ノスズメノテッポウの和名があり、近年、本州の一部に帰化
生態的特徴
- 生息地:畑地、樹園地、路傍
- 年生:1年生
- 発生時期:秋～春
- 開花時期:春～夏
- 備考:秋～夏に栽培される畑作物の収量と品質の低下
発芽温度特性及び防除法
- 発芽温度特性:低温から高温まで広範囲
- 土壌撹乱適性:撹乱なし=撹乱あり
- 適応生育地:畑地、樹園地、路傍
- 他国での状況:アメリカ合衆国でState noxious weed lists
- その他:1973年に確認(日本の外来種リスト)
- WRA評価値:22
- 飼料用トウモロコシ畑での防除方法:アトラジン+アラクロールの混用土壌処
