キク科
- 和名:ネバリノギク
- 学名:Senecio viscosus L.
- 英名:sticky groundsel、
- 原産地:ヨーロッパ
- 生息地:温帯
- 地域:ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
形態的特徴
- 根:分枝が多い
- 茎:直立、分枝し高さ10~60cm、粘着性の毛が生える
- 葉:互生、下部のものは倒卵形で短柄、上部のものは長楕円形無柄、多少茎を抱く、いずれも羽状に深裂し粘着性の毛が生える
- 花:頭状花、径10mmほど、茎の上部に花柄を伸ばして単生する、総苞は円錐形、外片は内片の半分の長さ、内片は線形、舌状花は黄色で13個よりなる、筒状花は黄色
- 果:黄色のそう果、長さ3~4mm、有毛、冠毛は白色、果体の約2倍の長さ
- 備考:
生態的特徴
- 生息地:畑地、路傍、荒地、鉄道路肩
- 年生:1年生
- 発生時期:春
- 開花時期:夏~秋
- 備考:収量と品質の低下
発芽温度特性及び防除法
- 発芽温度特性:低温~高温
- 土壌撹乱適性:撹乱なし>撹乱あり
- 適応生育地:畑地、路傍、荒地、鉄道路肩
- 他国での状況:
- その他:
- WRA評価値:14
- 防除方法:アトラジン+アラクロールの混用土壌処理、ベンタゾンの茎葉処理が効果的。ニコスルフロンの茎葉処理は効果小