イネ科
- 和名:ヒゲナガスズメノチャヒキ
- 学名:Bromus diandrus Roth
- 英名:great brome、great bromegrass
- 原産地:地中海沿岸
- 生息地:温帯
- 地域:ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、北アメリカ
形態的特徴
- 根:ひげ状につく
- 茎:そう生～単生、直立～斜上、40～80cm、3～6節、円形
- 葉:葉身は線形、10～25cm、両面に長毛、葉舌は3～6mm、葉鞘は円筒、軟毛
- 花:円錐花序は長さと幅が25cm、花軸の節から2～4本の枝を出す、枝の先に1～2個の小穂、小穂は7～9cm、5～8小花、長楕円形
- 果:穎果、線形、25mm、褐色
- 備考:
生態的特徴
- 生息地:畑地、樹園地、牧草地、路傍、荒地
- 年生:1年生
- 発生時期:春～秋
- 開花時期:初夏
- 備考:春期～夏期作物の収量と品質低下
発芽温度特性及び防除法
- 発芽温度特性:中温
- 土壌撹乱適性:撹乱なし=撹乱あり
- 適応生育地:畑地、樹園地、牧草地、路傍、荒地
- 他国での状況:アメリカ合衆国南西部で雑草化
- その他:
- WRA評価値:15
- 防除方法:アトラジン+アラクロールの混用土壌処理が効果的。ペンディメタリンの土壌処理、ニコスルフロン、ベンタゾンによる茎葉処理は効果小
