イネ科
- 和名:オニメヒシバ
- 学名:Digitaria sanguinalis Scop.
- 英名:large crabgrass、hairy fingergrass
- 原産地:ヨーロッパ
- 生息地:熱帯～温帯
- 地域:ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、南北アメリカ
形態的特徴
- 根:ひげ状
- 茎:そう生、基部が地を這い、節より分枝、発根し、10～50cm、3～8節、節に毛が生え、全体に緑色～紫色を帯びる
- 葉:葉身は線状披針形、5～15cm、無毛～粗毛、葉舌は1～2mm、膜質、載形、葉鞘は基部に長毛
- 花:穂状花序は掌状、2～7個の総からなる、総は5～15cm、小穂は卵状楕円形、3mm、2花で1花が不稔
- 果:穎果、2mm
- 備考:
生態的特徴
- 生息地:畑地、樹園地、牧草地、芝地、路傍、荒地
- 年生:1年生
- 発生時期:春～夏
- 開花時期:夏～秋
- 備考:畑作物の減収
発芽温度特性及び防除法
- 発芽温度特性:高温
- 土壌撹乱適性:撹乱なし>撹乱あり
- 適応生育地:畑地、樹園地、牧草地、芝地、路傍、荒地
- 他国での状況:アメリカ合衆国全土に分布
- その他:
- WRA評価値:22
- 防除方法:アトラジン+アラクロールの混用土壌処理、ペンディメタリン土壌処理が効果的。ニコスルフロン、ベンタゾンの茎葉処理は効果小
