学名: Abutilon theophrasti Medic.
1年草(Th)インド
茎は円柱形で、直立し、上部で分枝して、高さ50～200cm、短い軟毛がある。葉は互生、ハート形で長さ8～10cm、長柄があり、両面、特に裏面に短い軟毛が多く手触りはビロード状の感触がある。夏～秋にかけて茎の上部の葉腋に径1.5～2cmの橙黄色の花を2～3個つける。がくは5裂、花弁は5個で脈が目立ち、先が平たく、ごく浅い歯がある。雄ずいは多数、花糸の下半分は合着して袋となり、雌ずいは球形の子房と16個内外の花柱を持つ。果実は半球形で、径2cm内外、分果は袋状で輪状に多数ならび、外側に毛が密生、先端には2個の角状の突起が突出し、中に3～5個の種子があり、種子は径3mmで毛がある。
被害写真
花の写真
実の写真
