畜産研究部門

写真で見る外来雑草

オオバコ〈類似種〉

学名: Plantago asiatica L.

多年草(H)在来種

在来種で葉は根生、長さ4~15cm、 巾3~8 cmの卵形または広卵形で、変化が多く、数本の脈が目立ち、葉面が波打つものも多い。葉柄は長く、断面は半月形。根生葉の間から高さ10~20cmの花茎を数本のばし、小さな花を穂状にびっしりつける。果実はほぼ3列に並び、しばしば軽くそり返る。種子は1果中に4~8個あり、横断面では4まれに5種子が見える。花期は春~秋。道ばたや荒れ地に普通。また在来種のトウオオバコは種子の数が多く、植物体が大きい点、セイヨウオオバコに似ているが、葉はやや厚く、光沢があり、葉面が立つ傾向がある。花穂はさらに長く柄と合わせて50~80cmにもなる。花期は夏。生育地は海岸近い場所に限られている。