畜産研究部門

写真で見る外来雑草

クワモドキ(オオブタクサ)

学名: Ambrosia trifida L.

1年草(Th)アメリカ

茎は毛が多く、よく分枝して高さ3 m、太さ2~4 cmにもなる。葉は長い柄があって対生し、葉身は20~30cmあり、ふつう掌状に3~7裂、裂片は細長くとがって、両面ともざらつく。雄の頭花のつく総状花序、目立たない雌の頭花など花の構造はブタクサと変わらない。雌の総包は後に厚くなり硬化して果実を包み、長さ5~10mmとなりブタクサより大きい。花期は夏~秋。戦後に侵入し、河岸などに大群落をつくる。風媒花で、大量の花粉を飛ばすので、ブタクサとともに花粉症の原因となる。

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種子の写真

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